『マンガでわかる!統合失調症』読了

ネットをやっている統失患者なら、知らない人はいないと思われる、中村ユキさんの『マンガでわかる!統合失調症』。これがKindle Unlimitedで無料で読めたので、読んでみた。統失治療歴7年!?になる私としては、もはや既知の情報が多かったけど、ネットに不慣れだったり、特に初診で入院を勧められたりして、すぐにでも統失や精神病治療に関する情報が欲しい!という人にとっては、物凄く参考になる本ではないかと思われる。

私が最も気になった所は、「病院を探そう」というコーナーで、私は、メンタルクリニックも精神科の病院だから、「精神科病院」と呼んで良いんだと思っていたけど、どうもこの本では、メンクリ・診療所と精神科病院は別のものとして定義されているようだった。精神科病院は入院施設がある、メンクリよりも大規模な病院という位置づけになるようだ。
私が今のメンクリに通院するようになった動機は昼夜逆転で、睡眠薬が欲しかったからだった。統合失調症としての病識が皆無だったから、駅前の小さなメンクリでいいと思っていた。しかし、その場で統合失調症と診断され、しばらく通うようになって、ネットで色々情報を仕入れて、デイケア等に行きたいなぁと思い始めた時、この病院で良いのか?と思うようになった。メンクリだから、デイケアが無いんだよね……。
それは今でも悩んでいることではある。作業所に週1通うより、デイケアに週2通ったほうがいいんじゃないのか?とか。でも、デイケアをやっている病院にいくつか問い合わせたら、どこも「当院の診察を受けてから、利用できるかどうか判断します」って方針ばかりで、それはつまり、今のメンクリから転院することを意味していた。それは嫌なんだよ。
総合病院は、他科の診察で紹介されて行ったけど、毎年4月に担当医師が変わる。医者にも当たり外れがあって、私は2回連続で外れを引いたから、もう二度と嫌だと思って、再び地元の個人病院を紹介してもらった経緯がある。こういうことがあるので、総合病院は慢性的な病気でかかるのは嫌だな、と思ってしまうね。待ち時間も異様に長いし。朝8時過ぎに出かけて、帰宅が14時過ぎとかね。半日がかりになるので、親の送迎が無いと通えなかった。
入院に関するコーナーも、参考になったかなぁ。ま、私は精神科での入院はしたことがないんだけどね。いつ何時、入ることになるか分からないから。任意入院、医療保護入院、措置入院の区分だけでも、知っていたら良いと思う。

次に気になったのは、病名の告知。私の場合は、初診でズバリ「あなたは統合失調症です」と言われたので、逆に「えーなにそれ! 普通、こういうのって最初は伏せてて、何度か通ううちに告知されるもんじゃないの?」とか思ってしまった。
また、この漫画のように、親御さんも同伴で、とか要望されなかったので、母に病気であることを伝える時は、かなり勇気が要った。というか、半年くらい、母に黙って通っていた。まだ自立支援医療も通っていない時期だったので、診察代がかさんで、手持ちのお金が厳しくなり、そのことを母に相談する形でカミングアウトした。
のちに、母にもこの病気のことを知って欲しくて、何度も「メンクリへ行って、どういう病気か主治医に話を聞いてきて」と頼んだが、「私は精神科の門はくぐりません」みたいな態度が強硬で、頑として行ってくれなかった。今も行ってくれて無い。多分、なにがしかの偏見があるのだと思う。これだけ頼んでも行ってくれないのは、ある意味病気だ。

あとは、相談窓口が色々あることなんかも、知っていると便利というか助かるんじゃないかなぁと思った。ネットで見ていても、地域活動支援センターを知らない人や、うまく活用していない人も結構いるみたいだし。
ま、今回私は支援センターの職員から不快な思いをさせられたので、利用を勧めるのもなんか違うような気もするけど、上手く利用すれば、ちからになってくれる職員もいるよ、とは言いたい。
家族会なんかも、母が通っているけど、子供の病気のことを隠さなくていいから、随分気が紛れているみたいだ。思い起こせば、私が統失と診断されてメンクリへ通うようになってから、誰にもそのことを相談していないみたいだった。否、盲信している新興宗教の霊視wをしてくれる霊能者wには相談していると思う。これはほぼ確実にやっていると思う。でなければ、こんな重大な事柄を誰にも相談せずに黙っておくなんて、出来るわけが無い。

2件のコメント

  1. おはようございます!

    その漫画、おいらも読んだことないけど聞いた事はありました。
    漫画だと読み易いし分かりやすそうですね。
    おいらも初診は総合病院でしたが、確かに待ち時間は異様に長かったです。
    erikoさんの病名の告知はもっと気遣ってほしいですね。
    おいらの時はどうだったんだろう。
    全く憶えてないです(笑)
    相談窓口って探せばありますよね。
    おいらが住んでる地区だと市役所にもあったりします。
    悩んでることがあったら相談できると楽になれるんですけどね。

    1. こんばんは!返信遅くなってすみません。
      やっぱり聞いたことはありますよね、この漫画。絵柄も親近感が湧く感じで優しいし、集中力が出ない統合失調症の人でも、読みやすいと思います。

      あら、ますじさんは初診が総合病院だったんですか。そうなんですよ、総合病院って待ち時間が長いイメージがあるから、行きたくないのです……。
      病名告知はホントね、「ガーン」って音が見えましたよ。幻視じゃなくて(笑)。統合失調症の詳しい知識は知らなくても、なにか重大な病気なんだな、ってことくらいは分かってましたから、ほんとショックでした。それもその当時の医者が、ドヤ顔で言うので、そこそういう顔して言うシーンか?と思って。まぁ変に隠されて、告知もせず、患者は薬だけのんでりゃ良いんだ、みたいな医者も、嫌なんですけどね。

      相談窓口は、ほんと色々あるんだなぁと思いましたね。支援センターの職員とモメている時に、作業所の従業員休憩室に「お困りの方はこちらへ」って苦情を受け付ける市の施設の電話番号を書いたポスターが貼ってあって、あぁこれだ、もし支援センターが対応してくれなかったら、ここに電話しよう、と思いましたからねえ。
      支援センターが駄目になっても、他の所があるんだ、と思ったら、気が楽になりましたね。

      いつもコメントありがとうございます。

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