ドラマ『特捜9』第2話

リビングでテレビを見ていた母と話していたら、たまたまこの『特捜9』が始まったので、流れで見てしまった。録画はしてあったのだが、まだ見ていなくて、見よう見ようと思っていたところだったので、ちょうど良かった。

この回は、推理が苦手な私でも、超序盤で犯人があっさり分かってしまった。分かりやすすぎだろう、これ。被害者の婚約者が、あまりにもあからさまに態度がおかしいって、疑ってくださいと言わんばかりだ。それでも見続けたのは、個人的に好きな俳優である吹越満と、あんまり興味の無い俳優の田口浩正のコンビが面白いからだ。多分、捜査一課9係の時代から時々見ている主な理由は、このコンビにあると言っても過言ではない。
トリックも単純で、流石に序盤は分からなかったけど、中盤にはもう死体の状況から、睡眠薬を使われて、冷凍庫等の冷たい所に放置されて死んだんだな、って分かった。唯一分からなかったのは、防犯カメラの録画で、再生している時は録画されない、という古い機械の特徴を逆手に取ったトリックだった。

でもまぁほんと、よくできてるドラマだと思った。楽しかった。犯人がなんとなく分かってて、それでも楽しめるドラマというのは、そう無いだろう。