絵画教室 模写水彩風景画3-1

今回から新しい課題に取り組むことになった。今回は、私としては初めての企画で、自分で撮ってきた写真を模写の課題に使う、というもの。先生も「初めての試みで楽しみだね♪」と言ってくださったので、どうなるかなーとドキドキで教室へ行った。
最初、携帯をスマホに変えたことで一悶着あったので、その話をして、その後、課題の写真を印刷した紙を出して、「こんなのなんですけど。使えますか?」と言ったら、「いいよいいよ、描く大きさも同じサイズにしよう」と言って、専用の水彩画用紙をその場で切ってもらった。
いつもは、事前に用意しておいてもらえるんだけど、今回私が紙のサイズを教えなかった(メールアドレスが弾かれてて、教えられなかった、というのもある)ので、お教室の時間内にやってもらうことになっちゃった。けど、貴重な先生の裏作業が見れたので、それはそれでラッキーだった。

美術館 庭園

課題にするのはこの写真で、とある美術館の敷地にある風景だ。知っている人は知っているかもしれないが、まぁ仕方ないね。この写真が、構図も光の加減も色あいもすごく綺麗に撮れたので、絵にしてみたいなぁ~と瞬間的に思ったのだった。
まぁ多分、絵にしたら全然違うものになる予定でいる。木の葉なんかは、ウォッシュのようにぶわ~っと軽く描きたいなぁと考えている。

それで、今日やったのは、道路の縁と右上の木の幹を、鉛筆で下書きした。12時ギリギリまでやって、これしか進められなかった orz
まぁ最初の30分くらいは、スマホのやりとりや先生の作業などの時間で潰れたんだけど、それにしても全然進んでいない。というのも、一度道路を左右描いて、先生に見せて、「寸法が全然合ってない、最初からやり直して」と言われたのだ。ううう、先生、超厳しいよ! でも、自分でも「これだいぶデッサンが狂ってるなぁ、おかしいなぁ、でもどこがおかしいか分からないなぁ」と、頭をひねりながら描いていたんだよ。

つくづく、自分の目の悪さを痛感した。デッサン力が圧倒的に足りないのも分かった。やはり家で模写の練習をしたほうがいい。安いスケッチブックで良いので、せめて週1回は気に入った風景画や静物画の模写をしようと思った。今回はほんと、酷いと思った。
自力で模写しきるのが無理だと判断されたようで、先生から「これは本当はやって欲しくないんだけど」と前置きされて、定規を渡された。「紙の端から寸法を測って描いてみて」と言われた。あぁ~これさえあれば楽に描ける~。
反面、自分が成長する機会を放棄する手段でもある。ここは難しいが、美大受験を考えているわけではないので、ありがたく定規を使わせていただいた。

すると、色んな所が大幅に間違っていることが分かった。先生はこの間違いっぷりを、パッと数回、見比べただけで見抜いたんだよね。やっぱり芸大出身は伊達じゃない。
そんなわけで、せっせこ寸法を測りながら下絵を描いた。なんかもうこれは絵じゃない気もする……。定規で測らなくても、目視でビシッと寸法が合うようになりたい。
でも、って言い訳をするわけじゃないんだけど、今回の課題の構図は、目の錯覚を起こしやすい構図なんだそうだ。

模写水彩風景画3-02-2

これが今回の成果。しょぼい。次回はもっと描けるように頑張りたい。