ドラマ『コード・ブルー』

録画していたドラマ『コード・ブルー』を見た。今回はグロ描写が多すぎて、血の気が引いてしまったシーンばかりだった。頑張って見たけど。橘先生の息子さんが吐血しているシーンで、思わず「ひょえー!」と声が出てしまった。前にもなんかの爆発のシーンがあったし、このドラマ、結構グロ描写が多いよね。
そして、橘先生の奥さん役である、りょうの演技が大根すぎて吹いた。セリフ棒読みじゃないかよ……。メイクも、眉毛が変だし。狙ってアレなのかね? すごい不思議。
ドクターヘリで運ばれた少年も、首筋に鉄串が刺さっていて、またもや「ひゃー!」と声が出てしまった。手術シーンもマジ怖い。血管とか剥き出しじゃないか。もうー。こういうの昔は全然気にしなかったんだけど、年取ったらダメになった。その点、ドクターXはそういうグロシーンが確か殆ど無かったと思うので、安心して見ていられる。
でも、ドクターヘリに乗る新人ナースを教育するところ(患者を落ち着かせるのもナースの仕事だよ、みたいなことを言うシーン)とか、医療だけではない細かい描写が、このドラマに深みを出しているのだと思うと、やっぱりまた見てしまうね。人間ドラマみたいなものがあるというか。

橘先生の息子の友達が亡くなったシーンは、なかなかに重いものがあった。息子と同じく臓器提供を待っていて、息子もそれを知っていて、死亡を告げられた時、息子はゲームをやっていたけど、多分、ああいう感じがリアルな反応なんじゃないかと思った。昔のドラマだと、話を聞いた途端、泣きじゃくって半狂乱になったりしたと思うけど、人が突然死んだと聞いた瞬間って、まず「嘘だろ?」という思いしか出てこないよね。だから、そういうところもリアルでいいなぁと思った。
それにしても、相変わらず山下の滑舌の悪さはどうにかならないもんかね? なんであんなにモゴモゴ喋ってるようにしか聞こえないのか? 苦情来てないの? 喋ってるシーンを見てたら、口がほとんど動いてないもんね。口先だけで喋ろうとするからああなる。劇団出身のきちんとした役者は、ああはならないと思う。