ドラマ『遺留捜査』第2話

例の不倫問題で(多分)、斉藤由貴が役を外されたみたいで、甲本さん演じる村木さんの苦悩ぶりが見られなくなったのは、かなり痛いなぁと思った。個人的に不倫はしないが、芸能人なんだし、役を降ろすまでしなくてもいいのにな、と思った。
その村木さんだが、糸村に良いように使われまくっているのは変わらなくて、おもわず噴き出した。このあたりの作りは、本当にシリーズを踏襲していて、面白い。

それにしても、イベント会社の事務員たちが捕まった時は、完全に「こいつらが犯人だ!」と思っちゃったね。話の筋からも、違和感無いし。ただ、私個人はワサビ入りチョコレートの店主の女の子が犯人だと思っていたから(推理ドラマ初心者)、事務員たちが捕まっただけでも、「え、え、マジ?」って動揺しちゃったけどね……。

で。だ。村田雄浩って、昔、Web制作の仕事で組んでた人にそっくりで、見るたびに思い出すんだけど、この人、ホント変な役多いよね~。直属の上司も、「Aさんって村田って役者に似てるよね。変な役が多い人」って言ってたくらいだし、みんなそう思ってるんだろうなーと思う。
でも、この人が出るドラマはだいたい面白い。今回も面白かった。

最後に、糸村の「3分、時間をください」が出て、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って思った。完全にこれ決め台詞だよね? 「あと1つだけ」の『相棒』の右京さんみたいなもんだよね? 3分って言うけど、全然3分じゃないよね……。場所変えてるし、30分以上経ってるのでは?

『遺留捜査』といえば、序盤は村木さんと糸村さんのコミカルなやり取りがあり、最後はしんみり良い話で落とす、って流れがあると思うんだけど、今回もその流れで、村田さんが詐欺師では無く、むしろ逆に騙されていたほうだった、というので、あぁ今回はそういう落ちかぁ、と思った。まさかそう来るとは思わなかった。