『統合失調症の患者がカモにされる現状に憤り…探偵会社が医療機関につなぐ新たな試み』という記事を読んで

弁護士ドットコムというサイトで、およそ関係無いと思われる統合失調症の患者についての記事が出ていた。『統合失調症の患者がカモにされる現状に憤り…探偵会社が医療機関につなぐ新たな試み』というものだ。
少なくない統合失調症患者、あるいは精神疾患を持つ人は、この会社のことを知っていると思う。NHKのバリバラやハートネットTV、あるいは夕方の民放ニュースでも取り上げられたことがあると思う。私個人は、どこの番組だったか忘れたけど、それでも、こういう統合失調症患者を医療機関へ繋げるサービス(?)をやっている探偵会社がある、という情報は持っていた。

私もそうだったが、統合失調症患者の多くは、病識が無い。妄想や幻聴の病的体験を実在のものと思い込み、「私は病気じゃない!」と言い張る。それを無理に病院へ連れて行こうとすると、暴れたりする。私は、病院へ連れて行かれる前の段階、「お前おかしいぞ」と父親に言われただけの段階で、父を小刀で刺そうとしたし、タンスをドア前まで移動させて(よくそんな馬鹿力が出たもんだと思うが)バリケードを築いたりしていた。
よくTVで見る統合失調症患者は、電磁波攻撃を受けているとか、監視されている、集団ストーカーを受けている、といったものが多かった。今、ブログ村でもまさにその症状なんだろうな、という人がいて、家族・医者は何をやっているんだろうな、と思ったりする。恐らく、この探偵会社でも、そういう人を主に扱っているのだと思う。

しかし、薬物治療をしていない統合失調症患者の妄想・幻聴を否定して、病院へ連れて行くことは、はっきり言って物凄く難しいと思う。記事中でもそのことが触れられていた。多分、家族に見放されている患者もいると思われる。長年、妄想・幻聴からくる異常行動により、家族が迷惑を被っていて、もう関わりたくないと考える人がいてもおかしくない。そういうことも、この病気の問題を難しくしているのだろう。

統合失調症は、もっともっと世間の知名度を上げていかなくてはいけない病気だと、つくづく思う。私自身、メンクリで病名を告知される時まで、ニュースで名前を聞いたことがあるだけで、詳しい症状については知らなかった。
うつ病は、今や誰もが知る病気となった。まぁなかにはいまだに「怠け病」と言っている人もいるけど、大方の人は「気分が落ち込んで、死にたくなったりする病」と捉えていると思う。統合失調症も、約120人に1人が罹患する、とてもありふれた病気で、あなたの街にも何人も患者がいるんですよ、ってことが言いたい。

2件のコメント

  1. こんばんは!
    やっとコメント書けました(>o<;)

    とても興味深い記事ですね。
    騙されてるのに気づけない、そしてそこを利用するのは酷い話ですね。
    統合失調症の当事者じゃなくても、周りに気づける方がいるといいんですが。
    少しずつでも統合失調症という病気の認識が広まってくれればと思います。

    1. ますじさん、こんばんは! 今までのコメントが私のミスにより消えてしまいました。本当にごめんなさい!

      この記事、やっぱり気になりますよね。悪徳業者に食い物にされているのは、統合失調症患者だけじゃないと思うんですよね。いわゆる弱者、知的障害者や、認知症の患者なんかも、結構狙われているんじゃないかな、とこの記事を読みながら思いました。
      ホント、周りの人が気が付いてあげられればいいのですが、こういう人に限って、その症状ゆえに孤立していたりするんですよね。私の近所でも、恐らく被害妄想で大変なことになっている家があるんですよ。地元では有名です。窓などにぬいぐるみを吊るしたり、チラシの裏に「集団ストーカーに狙われています」みたいなことを書いて外壁に貼っている家です。でも、行動が奇抜すぎて、誰も注意できないし、もう何十年もその状態です。支援センターでも「あそこの家、絶対病気だよね」って言われているけど、誰も助けられないです。
      病気への認識は、ほんとこういう記事で広まってくれればいいな、と思いますね。

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