作業所考

最近、Googleのアクセス解析のようなものを利用し始めて、気が付いたんだけど、うちのブログにどんなキーワードで検索して来る人が多いのかな、と思ったら、「作業所 辞めたい」で来る人が本当に多かった。これは意外だった。『作業所を休んだ もう辞めたい』この記事ですね。

あれから5か月ほど経ち、いまだに私は「辞めたい」と思いながらも、辞めていない。その理由は、やはり他に行く所が無い、というのが大きい。
よその作業所を2か所ほど検討してみたが、今の所のほうが自分には合っているなと思った。メンクリの主治医には、次に通う所を決めないで、焦って今の作業所を辞めてしまうことだけは避けるように、と言われているので、その呪縛があって、なんとか辞めずに続けているような状態だ。

私の経歴を知っている人なんかには、なんでそんな時給が激安な作業所なんかに通ってるの、週2日のバイトでもすれば?みたいなことを言われたことがあるけど、やっぱり福祉的な配慮がある職場で1度でも働いてしまうと、福祉的な配慮の無い職場は怖くて踏み出せないわ。
つまり、週2日のバイトといったら、まずクローズで働くことが前提となるだろう。それはもう私には無理なのだ。オープンでしか働く気は無い。でも、オープンだといわゆる障害者枠雇用として、毎日ほぼフルタイムでの勤務を求められることが多い。それも無理なのだ。だから、消去法で作業所しか残らないのだ。

とりあえず私の考えとしては、今の作業所で自分を騙し騙し継続勤務していく、という感じになる。支援センターの問題職員はいまだに許せないが、それも、もし今後、障害者枠雇用で働けるようになった時に、問題職員のような同僚や先輩はきっとどこの職場にもいるだろうから、その対応の訓練なんだと思うことにしている。いや、かなり無理やりだけど。
そうやって無理にでも前向きに考えていかないと、体も精神も持たない。嫌な人がいるから辞める、ではどこに行っても続かない。きっとどこも別の「嫌な所」を見つけて、辞めるようになる。そう考えている。