ペーパードライバー講習 5時間目 チャラい教官

ペーパードライバー講習も5時間目となった。普通の人ならこれで終了だが、私は4時間目に「やらかしている」ので、教官にも言われたけど、自主的に1時間、乗車教習を追加した。なので、あともう1時間ある。
今日も今まで通り、1時間前に教習所へ行って、待っていた。配車手続きをすると、名前から考えたら同世代の人かなぁ?という感じだった。でも、分からないからね。緊張しました。

チャイムが鳴って、配車された自動車のところへ行くと、予想は大当たり。同世代、と言っても、もっと若いけど、まぁ30代くらいかな? 茶髪でチャラい感じの教官が立っていたw あぁ~こんな教官もいるのかー、みたいな。なんだろうね、この教習所、人材豊富じゃない? 5人指導してもらって、5人ともあだ名が付けられるってどうなの? 面白すぎるよ。
さて、挨拶をして、自動車の周りを周ってから乗車した。すぐに出発すると思いきや、「今まで4時間やってきて、どうですか? 何かやりたいことありますか?」と聞かれた。勿論、「車庫入れやりたいです!」と即答した。「最初のアンケートで、車庫入れが出来るようになりたい、と書いてあるのに、1度も練習させてくれなくて、このまま終わるのは嫌です」と訴えたら、「じゃ、車庫入れ行きましょう!」となった。

車庫入れする前に、所内を3周ほどした。教習車のアクセルの感覚が、今までとちょっと違うので、感覚を掴むのに時間が欲しかった。
ぐるぐる所内を周りながら、私が「前回、だいぶやらかしちゃったんですけど、そういうのって申し送りされてませんか?」と聞いたら、「全然」と言われた。あれま。なので、手短に話したら、「うん、聞いてませんね。ってことは、それほど問題じゃなかった、ってことかな?」と無駄にポジティブに考えてくれたので、これなら追加1時間いらなかった?と思ったけど、まぁ自分が不安だから、やっぱりもう1時間やるわ。

さて念願の車庫入れ。最初は、前向き駐車。これは基本と言われた。まぁさすがの私も、この駐車方式は、今までの教習の中でも何度か使っているし、余裕でした。
右折からの駐車、左折からの駐車、2種類やったが、左折からの駐車のほうが若干難しかった。左側の車幅感覚がなかなか掴めなくてね。
これは「スーパーやホームセンターでも、よく使う停め方だから、すぐ慣れると思うよ」と言われた。

次に縦列駐車。これも、「やらなくていいかな?」と教官に言われたけど、別宅の団地の駐車場が縦列駐車のみなので、「いや、使うことあると思います」と言って、やることにした。
やり方は、学科で習ってたはずなんだけど、ハンドルの切り方とか、まったく思い出せない。さすがペーパードライバー。ここは素直に、教官の指示に従いました。言われた通りにやれば出来るんだけど、教官が黙ってて、自分1人でやってみろ、って言われると、「ハンドルどっちに切るんだっけ?」という所から分からなくなってしまう。うーん、困ったもんだ。

最後に、普通のバック駐車をやった。これがねぇ、ほんと苦手意識が強くて。
最初は教官に言われた通りに、車を動かす位置まで指示を仰いで、やってみた。それだとピッタリ入るんだよね。で、「じゃあ今度は何も言わないから、1人でやってみて」と言われてやると、めっちゃ右側が空いちゃう。これ、うちの駐車場だと隣の人の車にぶつかるぞ……。
そこで教官の一言。「切り返し、行ってみようか!」いやぁチャラい。このあたりになると、もう教官ため口だからね。「〇〇じゃん?」とかさ。まぁこっちを舐めてる雰囲気は無くて、どちらかというと気を許している感じだったので、特に何も言わないけど。
結局、このバック駐車は4回やった。

15時半くらいの段階で、一通り練習が終わったので、教官から「どうする? 路上行っちゃう?」って聞かれたけど、「いや、満足いく出来じゃないので、車庫入れを練習させてもらいたいです」と頼んで、車庫入れをやらせてもらったんだ。
でも、やらせてもらって本当に良かったわ。かなり自信が付いた。教官が「車庫入れは数こなせば確実に上手くなるから、諦めずに家でも練習すればいいよ!」と言ってくれたので、私も諦めずに練習しようと思う。
ていうか、そこで教官が「俺のときは、動機が不純だけど、女性にモテたい一心で練習したよ~w 車の運転が上手いとモテるじゃん?」とか言うので、まじチャラい!と思ったw まぁお蔭で、こちらはリラックスして運転できたので、本当に楽しかった。

教習が終わって、教官が申し送りを書くのに、「高速教習、やるの?」と聞いてきた。「やらないです」と言ったんだけど、「でもまぁチェック項目あるから、やっておこう」と言って、チェックされた。やっぱり危険察知みたいな項目は、丸してくれなかった。