メンクリの通院日 ロナセン変わらず

新年初のメンクリの通院日だった。
待合室へ入ると数名しか待っておらず、これならすぐに呼ばれるなぁと思ったが、まだ自分の予約時間には3分ほど早くて、それでも呼ばれることもあるだろうと思っていたけど、予約時間を数分過ぎても呼ばれなかった。なんだろうと思って待っていたら、主治医が診察室から出てきて「これ忘れ物みたい」と言って、帽子を持って出てきた。なんのこっちゃ。
そして、ドアを閉めながら、「erikoさ~ん」と呼ぶので、慌ててドアを押さえに走った。

診察では、「あけましておめでとうございます」を言おうと思ったのに、言えなかった。まぁいいか。
いつものように「調子はどうでした?」と聞かれたので、「まぁそんな話すことは無いんですけど」と言いながら、バッグをごそごそして、体調をメモった紙を探していたら、矢継ぎ早に「お正月はどうだったの? どっか行った?」とか聞いてきたので、いやちょっと待てよ、と思った。
「正月は弟家族が来て、お寿司を食べに行ったりしたけど、気疲れで疲れ果てちゃって、先に帰ったりしました」みたいな話をした。主治医は「じゃあ普通通りという感じだね」と言っていた。まぁそうなんだけどね。

私からは、中途覚醒が酷いことを話した。その反動なのか、日中にすごく眠くなり、昼寝や夕寝をしてしまうことも話した。しかし、これには解決策が無いようだった。
初夢からキッツイ悪夢を見たことも話した。主治医は笑っていた。いやそこ笑うところじゃないんですけど。たまにこの主治医の笑いのツボが分からなくなる。

あとは、抑うつ気分になるとか。泣いちゃうところまではまだ話せなかったが、鬱屈とした気分になるのでつらい、と話した。そのかわりと言ってはなんだが、買い物熱があまり無くなったというか。以前のように、あれも欲しい、これも欲しい、というのは無くなったことを話した。
主治医は「うんうん、そうでしょう。波があるからね」と言っていた。うーん、だからといって、今回の鬱の波も我慢や気合でどうにかしろと言いたいのだろうか? まぁ気分安定薬をこれ以上使いたくないのは私の希望なんだけど、でもだからといって、無策というのは……。
それから、疲労感が凄まじくて、全身に鉛を入れられているように体が重い、というようなことも話したが、多分、鬱期によくあることなのだろう、ふんふんと聞き流されてしまった。

今度は主治医からの質問で、「絵画教室には行けてるの?」と聞かれたので、「今日の午前中に行ってきました。集中力を使うせいか、疲れ果てちゃって、ここに来る前に昼寝してきちゃいました」と答えたけど、まぁ普通にスルーされた。
あとは「お腹の調子はどう?」と聞かれたので、「イリボーで便秘になり、水分を摂りまくったりしているうちに下痢になる」的な話をした。これも「あっそう」的な反応をされた。だったら聞くな。
最終的に、「ロナセンはどうしますか?」と聞いたんだけど、私としては、増やされるんだろうと思っていたら、「今のままでしばらく様子見ましょう」と言われて、肩透かしを食らった。良かった、増えないで。

薬局で、今回は複数の薬に変更があって、少しモメたというか、押し問答があった。ロヒプノールが遂に無くなり、サイレースになった。これはジェネリックではなく、どちらも先発品だよ、っていう薬剤師の話だった。「サイレースに変えて、効果が変わったって人はいますか?」と聞いたら、「少なくともうちの薬局では無いです」と言われたので、まぁ安心だね。
それから、リーマスが炭酸リチウム錠「ヨシトミ」に変わった。最初、薬剤師がこの変更の説明をせずにお会計をしようとして、私がふと「あれ? この薬、錠剤の形がいつもと違うような?」と思って、咄嗟に「これ何ですか?」と聞いたら、薬剤師もうっかりしていたようで、「あ、すみません」と謝られた。
リーマスが変わるとなると、だいぶ変わりそうだけど、どうなのかな? まぁしばらく飲んでみないと分からないね。変化無いと良いけど。