バリバラ「バラフェス~ばらばらな音楽の祭典~」(前編)

3/3に放送されたバリバラ「バラフェス~ばらばらな音楽の祭典~」(前編)を見た。障害者が歌や楽器演奏などの音楽をやる、という企画だ。正直言って、あまり期待しないで見たのだが。
「達磨」という吃音のラップ少年のラップで、不覚にも号泣してしまった。歌詞は今となってはほとんど覚えていないが、障害を隠したり、恥ずかしいことだと思ったりしている今の自分に突き付けられているようで、涙が溢れて止まらなかった。

私の具体的な病名は、大学時代の同期くらいしか知らない。ただ「精神疾患を持っている」というレベルなら、絵画教室の先生や、弟、義妹も知っているけど、やはり病名を明かすことに対しては、物凄く難しいと思っている。偏見が怖い。
吃音は少し話しただけですぐにバレてしまう障害だ。黙っていればほとんどバレない精神障害とは、色々違うこともあるだろう。でも、学校ではイジメやからかいの対象になりやすい障害だろうことは、容易に想像がつく。
そんななかで、あの歌詞を書いたのかな、とか思うと、こうしてブログの記事を書いている最中にも、涙が込み上げてくる。