ネガティブ思考が染みついている

以前紹介した樺沢紫苑の動画で「1日に3個、ポジティブなことを書きだそう」みたいなやつがあったと思う。
最初の頃は、なんとか3個ひねり出していたが、いつの間にかやらなくなった。やらないというか、出来なくなった。理由はいろいろあると思うが、最も大きいのは「ポジティブなことを書き出すと同時に、反対のネガティブなことも頭に浮かんでしまう」というものだ。

例えば今日は買い物に行ったのだが、「買い物に行けた」というのは、引きこもりがちな私にとってはポジティブなことだと思う。しかし、同時に「お金を使ってしまった」というネガティブなことも頭に浮かんだ。だから、プラマイゼロで何も良いことが無かった、となってしまう。
また、「3800歩も歩けた」と書き出しても、「1日の目標である4000歩には及ばなかった」と自分で自分を否定してしまう。

これはもうね、本当に重症だと思った。ネガティブ思考が体の芯まで染みついているのだ。
試しにTwitterで「ホメ療法」っていうハッシュタグで検索したツイートを読んでみたが、みんなのポジティブさが眩しすぎて、3スクロールくらいで読むのを止めた。とても苦しかった。なんだろう、このポジティブなものに対する巨大な罪悪感は。