メンクリの通院日 スマホ忘れた……

13日ぶりのメンクリの通院日だった。
家を出てバス停に着いて、既に来ていたおばちゃんがスマホを弄っているのを見て気が付いた。「スマホ家に忘れた……」。
スマホには、診察時に話したいことのメモや、残薬の数が書いてある。ちょっと早めに家を出てきたので、走れば間に合うかもしれないが、多分間に合わない。母に車でメンクリまで持ってきてもらうことも考えたが、メモした内容をその場でだいたい思い出せたので、取りに帰らずそのままメンクリへ行くことにした。

診察室では、すぐに「スマホ忘れたので、覚えてる範囲で話します」と言ったら、「あっそうw そんなのあるあるだから、気にしなくていいよ」と言ってくれた。あるあるなのか。
話せることは1つ。新しい作業所(3)の話だ。まず「とてもいいと思います」と話した。「どういうところが?」と聞いてきたので、「もうまず職場が、入った段階で違います。事務所みたい。PCが並んでて、みんな黙々と作業している感じです」と言うと、驚いたふうだった。

それで、支援センターの担当職員には「それは私には分からない」と言われた話で、「最初は週1、1時間でもいいですよ~と言っていたのに、帰る頃には『顔を出すだけでもいいので毎日来て』と話が変わっていて、どっちを信じたらいいのか?」みたいな話なんだけど、それを聞いたら、主治医が苦い顔をして「多分それは助成金の関係だと思う」と指摘してきた。
要は、B型作業所は利用者にさせる仕事の売り上げが些細なもので、実態は市?県?国?から下りてくる助成金で成り立っている。利用者が毎日来てくれれば、それだけ助成金がもらえる。そういうカラクリがある、という話だった。うーん、なんか福祉政策の闇を見てしまった気分。

まぁでも、以前から私が希望していたPCを使う仕事で、色んなソフトを揃えているから、どれでも使っていいよ、勉強したかったら教えるよ、という環境なので、是非とも通いたい、と力説した。
支援センターの担当職員に、「主治医から作業所に行っても良いかどうかだけ確認してください」と言われていたので、そのことを聞くと、主治医はしっかりこちらを向いて「いいです」と言ってくれた。おお。

でも、その助成金の話を聞くと、新しい作業所(3)もどうなのかな? 障害者を食い物にしている障害者ビジネスなのではないかと勘繰ってしまう。まぁこういうのは、疑いだすとキリがないのだけどね……。
とりあえず、私はこの新しい作業所(3)を「意識高い系」と呼んでいるんだけど、主治医も「ほんと意識高いねw」と笑っていた。

最後のほうで主治医が明らかに飽きてる感じだったので、なんだろうと思ったら、診察時間がきっちり15分だった。時間を気にしていたのか……。悪いことしちゃったな。精神状態の相談でも無いのに。

薬局では、以前から続いていた「ジェネリック医薬品に切り替えませんか?」作戦が再開された。薬剤師は「ラミクタールなんかどうですか?」と言ってきたけど、正直ラミクタール(先発品)は今の量で副作用も無く安定しているので、ここでジェネリックに変えて副作用が出たりするのが怖い。正直な話。それよりは、デパケンを変えるほうが良いのではないかと話したら、薬剤師が「デパケンは徐放剤なので、メーカーによって徐放の仕方が変わる可能性があるから、変えるのは難しい」みたいなことを言う。うーん、でもデパケンの副作用なんてたかが知れてるしなぁ。
とはいえ、やっぱりラミクタールを変えるのは怖いので、「主治医に相談してからにします」と断った。