きょうの健康 最新科学で迫る!肥満改善の秘策「肥満は万病のもと」

NHKの再放送、『きょうの健康 最新科学で迫る!肥満改善の秘策「肥満は万病のもと」』を見た。

肥満によって体に付く脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類がある、というのは知っていたが、違いがよく分かっていなかった。それが、番組で「皮下脂肪はお尻や太ももに付く」「内臓脂肪はお腹周りに付く」と説明していたので、とても分かりやすく覚えられた。
私の場合、体重が10kg以上増えたことで、お尻も太もももかなり増えたし、同時にお腹周りも激増した。だから、どっちも、ということなのだろう……。悲しい。

日本人は内臓脂肪を非常にためこみやすい体質だそうで、内臓脂肪はメタボリックシンドロームなどの病気になりやすいから、注意を要するそうだ。
実際問題、私も毎年健康診断で中性脂肪が高い(200以上)ことを指摘されるので、気にしてはいるのだけど、なかなかねぇ。作業所の先輩に糖尿病の方がいて、その人も中性脂肪が高い、と言っていたので、原因を聞いたら「甘いものの食べ過ぎ」と言っていた。私はチョコを毎日食べているので、絶対にそれが原因なのだろうけど、食べないと落ち着かないので、止められないんだよねぇ。

また、内臓脂肪が溜まると認知症のリスクがあがることも、分かってきているそうだ。怖い。

肥満で怖いのは、異所性脂肪といって、普段は付かない場所に脂肪が付くことだという。例えば、肝臓(脂肪肝)とか。これが進行すると肝硬変になり、やがては肝がんを引き起こすことになるのだそうだ。
これは私もかなり気にしていて、お酒も時々だけど飲むし、薬もたくさん飲んでいるから、肝臓にはそれなりのダメージがあるのではないか?と思っている。
新しい作業所(3)では、見たところ職場で健康診断なぞやってくれそうにないから、今年は市が補助してくれる健康診断を自費で受けようと思っている。
また、脂肪は筋肉にも付くのだそうだ。脂肪筋という。これの何が悪いかというと、インスリンの効きが悪くなり、糖尿病になりやすくなる。

唯一救いなのが、内臓脂肪も異所性脂肪も、たまりやすいが減らしやすい、とのこと。しっかり減量すれば、すぐに落ちるそうだ。これは希望が持てるね。