絵画教室 模写水彩ペン画1-6

2週間ぶりの絵画教室だった。
今日もお手本の左下の絵に「ペン入れする」と書かれた付箋が貼ってあったので、ペン入れから始めた。
やっぱりペン画の強弱が入ると、絵が締まって見えるなぁ。全然違う。最初に描いた時、何故この強弱の違いに気が付かなかったのだろう? それがまだ私が未熟である証拠なのだけど、今度は最初から気付いていけるようになりたい。

模写水彩ペン画1-08
模写水彩ペン画1-08

さて。左下が終わって、メインの上半分に取り掛かった。
ペン画の足りない所がある程度分かってきたので、最初にペン入れをしようかな?と先生を呼んだら、「まずは色塗ってみよう」と言われた。まぁそうだよな。色を塗らないと欲しい線画が見えてこない、という私の能力的な限界があるし、そのほうがいい。

塗りはまず建物から始めた。お手本とは違うけど、奥の建物と手前の建物で、壁や屋根の色を若干変えてある。PCモニターじゃ違いは出ないか。
次に、右下の茂みを描いた。これは我ながら上手くいったと思う。違う緑色のグラデーションや、葉の無い部分、光の部分を表す白い紙の部分を残したのが、結構頑張ったところ。

それが終わったら、左側に移った。先生に「どこから始めたら良いでしょうか?」と聞いたら、「お花からのほうがいいね」とサクッと言われたので、お花から始めた。
これが結構難しい。ともすると、花がある位置が規則的になりがちだし、形も同じような形になりがち。これは以前から何度も先生に指摘されていることで、自然の物は規則的に並んでいない、という話。だから、かなり意識して、似たような形にならないように気を付けた。
更に今回は、これだけ花の数があるということで、色調にも気を付けた。薄いピンク、濃いピンクを敢えて使い分けた。また花芯になる濃い赤も、形が均一にならないよう、気を付けた。

その上の、緑色のツルのような植物は、これも結構頑張ったんだよな~。右下と同じく空白部分があるので、それを確実に作れるよう苦心した。
結果的には、なかなか上手くいって、先生にも褒められた。

模写水彩ペン画1-09
模写水彩ペン画1-09

っていうか、自分で言うのも変だけど、だいぶ上手くなったと思う。特に、作業の早さが身についてきた。色を作るのも慣れてきたし、色を置いたあとで間違えたことに気が付いて修正する、ということも、かなり減ってきた。
でも、ちょっと天狗になりかけていたのを先生が気が付いたのか、「今回はペン画だから。縁が囲ってあって、縁だけ描いたらあとは塗るだけだから、簡単なんだよ」と言われてしまった。ははは(汗。