認知療法・認知行動療法について(こころの健康講座)第4回まで見た

恒例の、大野先生の「ここトレ」サイトで認知行動療法について学習してみた。今回からは、認知療法・認知行動療法について(こころの健康講座)だ。
このコンテンツは、数分程度の動画で配信されているのだが、文字で書き起こしたものも併記されているので、動画が苦手な人でも参考にしやすいと思う。

第1回では、考え方のバランスを取ることで気持ちを軽くしよう、それが認知療法の基本的な目的、とのことだった。
私が認知行動療法のコラム法をやっている時は、そこまで意識していなかった。まだコラム法に慣れなくて、特に反証を考えるので精いっぱいだ。あれをやって、気持ちが軽くなるか?と聞かれたら、正直よく分からない。あまりならないような気もする。

第2回では、考え方が悪いのか?、という話題が出ていた。私も認知行動療法をするまでは、そういう感じなのかと思っていた。「悪い考え方、ネガティブな考え方をポジティブに正す」みたいな。
でも、今まで大野先生のサイトを見ていて、そういう感じの文章に会ったこと無いんだよね。「楽になる考え方」とか「バランスの取れた考え方」とか、そんな感じ。

第3回では、考え方を変えるのは難しい、という一文から始まった。正直、この回は言ってる意味がよく理解できなかった。ネガティブになっていると、そこばかりに目が行って、自分の良さに気が付けなくなるとか、そういう意味なのかなぁ。うーん。

第4回は、つらくなったときは、人に相談したり、相談できない場合はこういうウェブを使った「認知療法のサイト」を利用して的な話だった。つらい時に相談できるような親しい友人がいないから、困ってるし、病院にもかかってる。だから、大野先生のサイトは、とてもありがたい。
最初の大学を辞めたばかりの頃は、しょっちゅう同級生に電話をかけまくっていた。死にたいとか、苦しいとか。でも、向こうは国家試験を控えた身で勉強がマジで死ぬほどキツくて、他人の悩みなんか聞いていられない状態だったと思う。気が付いたら、全然電話に出てくれなくなって、完全に距離を置かれてしまった。

そういった経験もあるし、生来の性格もあって、人に悩みを相談するということがかなり下手で、どんどん自分で抱え込んじゃうんだよね。これ本当に悪い癖だと思ってて、どうにかしたいとも思ってる。
最近は、相談支援員に少しずつだが相談できるようになってきていると感じるが、新しい作業所内ではまだまだ簡単には気持ちを打ち明けられなくて、もう少し訓練しないといけないかなぁと思っている。

参照サイト:認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング(ここトレ)」