認知療法・認知行動療法について(こころの健康講座)第10回まで見た

前回の続き。認知療法・認知行動療法について(こころの健康講座)第10回までを見た。

第5回は飛ばして、第6回。

落ち込んでいるというときには、どうしてもマイナス思考になりますし、自分を責めるようになります。
そういうときに、「自分の性格が悪いんだ」と考え方をする方がよくいるんですね。

これ物凄く気になっていた。私も結構な頻度でマイナス思考のツボにはまっちゃって、「自分が悪いんだ」と自責することがあった。

でも、この回では「そうじゃないんだよ」ということが書かれていて、そういうふうに見てくれる人もいるのかな、と思った。
さすがにこの動画を見ただけで、「はいそうですか」と瞬時に自分の負担が無くなるわけではないけど、例えば神経質だとか、細かいことにこだわるだとかいう性格は、データ入力の仕事には良い面として働いていると思うし、そう考えると、自分の性格も悪くないのかな?と思うようになる。

第7回は飛ばして、第8回。

とってもつらいときには、(自動思考の)考えが浮かばないことがあります。

そうなんだよなぁ。あまりにもショックな事があると、自分でもとっさに何を考えたのか、思ったのか、覚えていない。あるいは、パニックでおかしな言動をしてしまうこともある。最近で言えば、バス停で障害者手帳のことを難癖つけてきた高齢女性とか。身体科の検査結果が悪かったやつも、そうだったと思う。あれは本当にパニックになって、診察室でしどろもどろだった。

今、身体科の検査結果の出来事をコラム法でまとめようとしているけど、全然書けない。検査結果を思い出すだけで動揺してしまうし、ぶっちゃけあまり考えたくも無い感じがする。こういう時って、無理にやらないほうがいいのかな……。
とりあえず現状では出来そうに無いので、そのあたりも含めて今度主治医に相談しようかなと思った。

第9回は、考えと気持ちの違いについてだが、これはコラム法をやり始めた頃、すごく迷った。やる前は完全に混同していた。主治医に症状を延々と語っていたけど、多分それを聞くのが面倒くさくなったんだろうね。

「考え」は「文章」で表現できる、「気持ち」は「言葉」で表現できる

という部分をそのまま語ってくれて、それ以降、私は気持ちを言葉というか、単語で表して数値化することを求められた。
で、まぁ求められたって言うと無理やりな感じがするんだけど、自分で実行してみると、頭の中が結構スッキリするんだよね。あぁ、自分ってこう感じていたんだ、みたいな。これは良いやり方だと思う。

第10回は、「ホットな思考」というのがキーワードだった。
たくさん自動思考が思いついてしまったらどうする?という話なんだけども、私もそういうことがあって、これ主治医に渡したら負担だろうな、と思って、意識的に減らしたことがある。
でも、減らす基準までは分からなくて、文章として一番書きやすい自動思考を書いていたように思う。
ここでの答えは、自分の気持ちに一番影響している考えホットな思考として選び出して欲しい、ということだった。なるほどな~。それもまた結構難しいね。

参照サイト:認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング(ここトレ)」