メンクリの通院日 少し休んで

今年最後のメンクリの通院日だった。

今日の診察では、スマホにメモった内容からではなく、大野先生のコラム法で作った書類から見せた。
1つは身体疾患の病状が悪化したことで、主治医曰く「これは再検査を待つしか無いね」とのこと。もう1つは郵便局へ行くのに何を持って行けば良いか分からなくて、プチパニックになってしまったこと。
前者は置いておくとして、後者はオチが主治医のツボにハマったようで、「いいよこれ、認知行動療法の教科書に載せても良いくらい良く出来てるw」と褒められた。

そのあとは、作業所へ行くのが億劫なことを話した。その流れで、全般的に憂うつで、1日中眠い。食欲もあるので、冬季うつじゃないか、と訴えたりした。主治医は黙って聞いていた。
その反面、意気揚々と用事をたくさん入れたり、あるいは突発的に用事が出来て、休日を潰さざるをえなかったりすることがあり、自業自得なのだが、特にここ1週間は体の休まる時間が無くてキツイ、と訴えた。
今月もそうだったが、来月も通院が多く、それがだいたい月曜日に入れてある。他は、水曜日と金曜日が潰れているので、もう動ける日が無い。このままだと、激うつだった時の二の舞になりかねない。

みたいな話をしたら、主治医が「それはうつというより、単に疲れているからじゃないかな?」と言ってきた。うーん、そうなのかな?
まぁとりあえず、「少し休んだほうがいいね」とは言われた。来年1月からは、火曜日に在宅勤務をする予定でいたけど、絶対無理だから断ることにした。

そして、今までにも何度か出ている「抗不安薬」について、またもや主治医に問うてみた。「何故私には処方してくれないんですか?」と。
処方しないポリシーだというなら、分からなくもない。依存性があるというし。まぁ実際のところ、その予想は当たっていた。「積極的には出さない」と言われた。
それよりも、私の症状が抗不安薬が対象とするようなものでは無いらしい。このあたりの説明が、なんかうまく丸め込まれた感満載なんだけど、とにかく「頓服のリスパダールで乗り切って」と言うだけで、どうにもならない。

そこで「Twitterのフォロワーさんとか、よく『ワイパックス〇錠一気飲みした』みたいなこと言ってる人がいて、そういう風になっちゃうから危険なんですか?」と聞いてみたら、「まぁそうだね。薬を飲んでも不安をゼロにすることは出来ないし、たくさん飲む人は飲まないと効かない、って思いこんでるだけだから」みたいなことを言っていた。なんだろうなぁ、抗不安薬って魔法の薬じゃないのか……。自分の予期不安は、かなり抗不安薬で解決すると思ったのに。なんで分かってくれないんだろう?

そんなことを考えていたら、「だからこの認知行動療法をやってもらってるんだよ」的なことを言われた。あぁそうか……と思った。私が言い出した認知行動療法だったけど、主治医は主治医で考えてくれてたんだ。
不安や怒り、悲しみなどの負の感情が生まれた時、どうやってそれを乗り越えるのか、やり過ごすのか、そのノウハウを身に着けて欲しい、ということなのだろう。
反証から適応的思考に至るまでは、ものによっては非常に難しく、ハードルが高い。それを出来るだけ素早く、頭の中で切り替えていけるようになればいいんじゃないかな、というのが主治医の主張だった。

あとは、過敏性腸症候群の薬を調節して、頓服のリスパダール内用液を出してもらって、帰宅した。主治医に「良いお年を」って言うの忘れた。