こころの元気+ 2020年6月号

今号で気になったのは、やはり特集の「手を抜くことが苦手です」だろう。
このブログを読んでくださっている方なら、多分もう分かってらっしゃると思うが、私は「手を抜くこと」が苦手だ。これでもかなり緩くなってきたが、まだまだ自分でも「手を抜くのに罪悪感を感じる」状態だ。

そして、これも良くないとは分かっているのだが、「手を抜くな」という要求を他人に押し付けてしまう。特に最初の作業所は酷かった。そこは障害の程度が重い人が多くて、あまり良いパフォーマンスが出せない人が多かったんだけど、それにイラついてしまっていた。「こんな簡単なことも出来ないの!?」と内心ブチ切れていた。そういうストレスが祟って辞めたくなった、というのもある。

まぁそれで自分の話なんだけども、これはもう子供の頃から「そういう性格だから」としか言いようが無いんだよね。
ただ、20代~30代後半でタバコを卒煙するまでは、タバコの一服休憩を良い息抜きにしていたと思う。1時間半くらいでニコチンが切れてくるので、それくらいで自動的に休憩が取れていた。しかし、一服休憩を取らせてもらえない職場は、精神的に結構キツかった覚えがある。

5年続いたデータ入力の仕事では校正もやっていて、1つのミスも許されない仕事だったので、ある意味私に向いていたと思う。上司にも褒められていたし。
淡々と同じ作業を繰り返したり、根を詰めて作業するような仕事は、さほど苦にならなくて、むしろ没頭しすぎてしまい、気が付いたらクタクタで帰る体力すら危ういこともよくあった。

こころの元気+今号でも、手を抜くことに罪悪感を覚えたり、手の抜き方が分からない、という声が多かったように思う。

臨床心理士の話では、「べき思考」が多かったり、物事の白黒をつけたがったりする人が多い、とのことだそうだけど、なんか自分にすごく当てはまるな~と思った。
これは主治医にも注意されたことがある。「べき思考」を改善するために認知行動療法をやっている、と言っても良いかもしれない。
私は今、作業所に通ってはいるけど社会的には無職だ。それを自分で追い詰めているところがある。「学校を卒業したら働くべき」「無職は罪」みたいな。そういう考え方をしていると、他人を傷つけるだけでなく、自分も傷つくのだけど、なんか止められないんだよなぁ……。

ただ、アンケートでは「手を抜かない事のメリット」として、「満足できる」「まわりからの評価が高まる」等々があがっており、悪いことばかりでは無いよね、との考えを再確認したりもした。やはり「erikoさんのお仕事はクオリティ高い」と言われると、悪い気はしないどころか嬉しいし、次ももっと頑張ろう、って気になる。

まぁそうは言っても「ほどほど」にしないと、私もアラフィフだし、無理がきかない体と精神なのはまごうことなき事実なので、適度に手を抜くコツを模索中だ。

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