久しぶりに母のスマホのお世話

昼前、セブンイレブンの無料おにぎりを引き替えてもらいに行こうとしたら、母がスマホを握りしめて何やら困っている様子。思わず「何してるの?」と声をかけた。
すると、「dカウントが分からないんだけど~」等々言う。そもそも「dカウント」ではなく「dアカウント」なんだが、と思いつつ話を聞くと、親父の電話番号がいつの間にか迷惑電話扱いになっているようで、親父からの電話が即留守電になってしまうそうだ。
親父がサービスセンターに問い合わせて、チラシの裏に解決法を箇条書きしたものがあったので、それを見ながらやっているんだけど、殴り書きすぎて文字が判別できなかったり、略語が多くて意味が分からなかったり、単語を聞き間違えているみたいでメニューに項目が無かったり、そもそもその「dカウント」が何なのか意味が分からなくて困っていたそうだ。

たしか以前、母のdアカウントを作ったはずなんだけど、と思ったので、母に「あなたのPCにIDとパスワードを書いたファイルがあるから、それ見てよ」と言って、トイレへ行ったりしていたが、戻っても「無いよ」と言う。
そんなわけないだろう、と思ってファイルを検索したら(Ctrl+F)一発で見つかった……。どこ見てるんだか。
メールアドレスが結構長いので、私がセブンへ行っている間に入力しといてよ、と頼んで、買い物に出かけた。

帰宅すると、まだ母が困っている状態。「どうしたの? IDとパスワードくらい入力できるでしょ?」と声をかけると、「なんか認証番号(だったかな?)って出てるんだけど、これなに?」と言う。
あー、これ登録メールアドレスとかSMSとかに自動で数字が送られてくるやつだ!と気が付いて、慌ててメールソフトを起動したが、そこには届いていない。だったらスマホのほうか、と思って確認したら、やはりSMSに届いていた。とっくの昔に認証の時間制限が切れていた……。

母に、この手の認証(二段階認証)は時間との闘いだから、モタモタしてたら期限切れちゃうよ、と話すと、年寄りだから良く分からない、と返ってきた。そうだよなぁ。
結局、そのあたりの操作は全部私が代行した。これ、多くの老人には操作出来ないのでは? もう少し親切設計にならないのかな? いつもはすぐブチ切れる私も、さすがに今回はドコモのほうが悪いと思ったし、母が可哀相に思えた。

その後、親父に母宛に電話をかけてもらって、無事通話できることを確認して、ミッション完了。ホッとした。