自立訓練 なるほどこれは

作業所の話はなるべくしないつもりだったが、自立訓練(生活訓練)はあまり情報が無いようなので、時々UPしてみようかと思う。

作業所へ行くと、手の消毒をして、体温測定をした。そして、奥のテーブルに案内され、利用者個人のファイルを渡された。「これに体温や就寝時刻、起床時刻、血圧などを書いてください」と言われた。今までここまでのことを要求された作業所は無い。
最初の作業所は飲食もあったので、爪を短く切っているか、髪の毛は長すぎないか(長いなら結んでいるか)等々をチェックする紙があったけど、血圧まで測らされるのはかなり驚いた。
まぁ健康チェックという意味では、良いのかもしれない。

そのあとお待ちかねのお弁当を食べ、作業を開始した。
今の作業所というか自立訓練では、今まで「仕事」と言っていたものを「作業」と言う。これはかなり精神的にダメージがある。せめて職員だけでも「仕事」と言ってくれれば、こちらは仕事をしている気になって、「無職」という現実から逃避できるのだけど、ここはその現実逃避が出来ない。

まぁそう言いながら、データ入力の練習をすることから始めた。体験利用でもやったし、昔そういった仕事をしていたので、それほど問題は無かった。実際、体験利用の時に居なかった職員も、私のタイピングを見て「ブラインドタッチできてるし早い!」と驚いていた。
ただやはり過集中をしてしまうようで、40分くらいで休憩を取らされた。

その次は、作業訓練をすることになった。詳細は省くが、まぁなんていうのかなぁ。簡単に言うと、リハビリですね。マジで。これは多分、工賃が出ない。
なんでこんな簡単なことをやらされなきゃいけないんだ、と怒りを通り越して悲しくなった。しかも、その作業訓練が終わった時に職員から言われたのが、かなり上から目線のセリフというか、「この程度のことが出来ないと思われていたのか」と思わせるような内容で、ガックリきた。

これじゃあ自立訓練をさっさと卒業して、B型やA型に行きたくなる。ま、今の会社にA型は無いんだけどね。