適切な言葉遣いが難しい

言葉遣いの丁寧な人って、怒っていても乱暴で汚い言葉遣いはしないんだよね。
私なんかは、ちょっとイラついただけで「アホ」「バカ」「クズ」とか使ってしまって(多分このブログでも使ってる)、ちょっと自己嫌悪に陥ることがある。
先日、元上司と会った時も元上司はとても丁寧な言葉遣いをされていたので(とはいえ元上司なので、「です・ます」調ではない)、凄いなぁと思った。

そこで改めて考えてみると、絵画教室の先生も、とても丁寧な言葉遣いをされるんだよね。絵画教室以外にも接客系の仕事をされているそうなので、そういう所で培われたスキルというのもあると思う。
私は明らかに年下なので、ここでも「です・ます」調では無いんだけど、なんていうのかな、「相手が不快に思わない、適切な単語」を選ぶ能力がとても長けているのだと思う。

これ言うのは簡単だけど、実際にやってみると結構難しくて、相当な語彙力が無いと出来ない。丁寧語・尊敬語・謙譲語の使い分けはもちろん完璧に出来ていないとダメだし、そのうえで、相手の状態や境遇、状況などを的確に把握して、褒めそやすほどでもなく、かといって不快に思わせたり、傷つけたりすることの無い言葉を選ぶって、相当難しい。

なんでこんなことを書いているのかと言うと。
元上司に不適切な言葉遣いをしてしまったんじゃないかなーと思ってね……。ちょっと「やらかした」実感がある。上司に切られたくさい。はあ~。FBのメッセージを送ったけど、約1か月経っても返事が来ない。
仕事をしている時分から、そういうマナーとかにはとても厳しい人だというのは分かっていたから、退職したとはいえ少し気を付けてはいたんだけど、まず手土産を持って行かず手ぶらで行った時点で、元上司の怒りメーターを上げてしまった感触があったし、それに加えて言葉遣いが不適切だったから、なんかもうね……。

健常者の知り合いがどんどん切れていくよ。身の回りを障害者だけで固めたくないのに。