ハートネットTV「ひきこもり新時代 長期化、募る焦り」

私の引きこもり歴は6年くらいなんだけど、これで長いほうだと思っていた。でも、番組には何十年と引きこもっている人たちがいて、驚きを禁じ得なかった。そんなに引きこもれる精神状態は、ちょっと異常だよと言いたかった。精神科に行けば、なにがしかの診断が付くのではないかと思った。私の場合は、たまたま精神科で精神病だということが分かって、精神医療に繋がり、福祉に繋がり、今がある。
「ひ老会」というのがあって、ひきこもりと老いを考える会だっけ。私もこの人たちのことを笑えないな、と思った。今、うちでは生前贈与の話が出ているというか、もう現在進行形で、贈与の手続きが進んでいる。しかし、書類1つ取っても、親父の老化が凄まじくて、法律に疎い私が、その書類のミスを4回も見つけてやり直しをさせたくらい、書類をまともに作れなくなった。今現在、親父はかつて働いていた会社と業務委託契約のような契約を結んで、個人事業主として働いているんだけど、こんなに書類が作れないんじゃ、仕事に支障が出るのでは?と心配するくらい、酷かった。
私も私で老化からは逃れられない。昨日のように立ちっぱなしの肉体労働をやった翌日は、だるくて筋肉痛で、まともに家事もこなせなくなった。社会復帰のために体力を付けようと、踏み台昇降運動をやったりしているが、老化するスピードのほうが速くて、追いつかない状態だ。

「OSD 親が死んだらどうしよう」という会もあるらしい。DAIGOみたいだw さすがの私の母親も、最近危機感を覚えたらしく、家族会で企画された精神科医の講演会に参加を申し込んだらしい。
この会で、精神科医として有名な斎藤環さんが出ていて、「対話をしろ」と言っていた。多くの人が「もうしてます」と言うが、「それは対話じゃないんですよ、おしつけ、説得etc…」と言ってて、そうだ、その通りだ、と思った。私も大学生の頃、大学に行けなくなってしまった当時、親に説教ばかりされて話を全然聞いてくれない、話しても「それはお前のワガママだ」と怒られるだけだったことを思い出した。

皆、一様に言うのは、「働きたくても、年齢で雇用条件が厳しくなる。採用してもらえない。門前払いを食らう」といったものだ。これは私も引きこもっている時に感じた。
私が引きこもりだしたのは31歳頃で、最初の2年くらいは「今は休養中だ。貯金が200万を切ったら、就職活動しよう」みたいなことを考えていた。しかし、その2年くらいはあっという間に過ぎ、貯金も減っていった。年を追うごとに「もうこの年齢では、どこにも採用してもらえない」という危機感だけが募っていった。

ひろきさんのお母さんが、事態をまったく理解していなくて、親なのに親らしくないというか、まるで他人事なのが衝撃的だった。こんな母親の元に居ては、治るものも治らないだろうな、と思った。
更に話を聞いていくと、このお母さんがひろきさんを子供扱いしていることが、内容云々というより、話し方からありありと伺えた。上から目線、尊大な態度。私だったら、この母親を殴りつけていただろう。と同時に、このひろきさん自身も、甘えすぎているように感じた。母が分かってくれない、と繰り返すが、健康な同年代の引きこもってない男性は、母親に自分の心情を理解してもらおうとは思わないだろう。それはマザコンだから。
うちの母もそうだが、そろそろ70歳になろうとしていて、最近極端に寝る時間が増えたように見える。昼食後の昼寝、夕食後の夕寝、更に21時半に寝てしまうことも増えてきた。まぁ起きるのが朝4時半なので、睡眠時間は足りているんだけど、ちょっと出かけただけでぐったりすることが増えたので、あぁ歳なんだなぁ、と思うことが多くなった。
ひろきさんは、自分が苦しい、つらい、ばかりで、もう少し老いた母親を思いやってあげてもいいのではないかと思う。

終盤、テロップで「ひきこもりの人の中には統合失調症など精神疾患が背景にありながら診断されていない人も多い」と出て、まさに私のことだ、と思った。
この精神疾患は偏見が凄まじいために、家族すら病院へ行くことを嫌がる。私のように、大学へ通えなくなった、家から出られなくなった、といったような症状から始まったタイプの統合失調症患者は、きっとそれがあまりに「統合失調症らしくない」ために、病院でもうつ病などと誤診され、適切な医療を受けられずに病気をこじらせてしまった人が多いと思う。

障害者雇用水増し問題

ここんところ毎日のように、官公庁で障害者雇用の水増しが行われていたことが報じられている。「どうせそんなところだろうな」と私は思った。
例えば、うちの地元の保健福祉センターには、車椅子の職員が1人いるのを見たことがあるけど、逆に言うと、1人しか見たことが無い。法定雇用率から考えれば、1人で良いはずが無いので、もっといなきゃおかしいんだけど、それらしい人は見当たらない。精神障害や知的障害のように、目に見えない障害がある人がいるかもしれないではないか、と言われそうだけど、そういう人、特に知的障害者は、保健福祉センターという専門性の高い役所で仕事ができるとは、ちょっと思えない。

そうなのだよ。こういう言い方は悪いかもしれないが、知的障害者は、官公庁のようなところで出来る仕事が無いのだと思う。官公庁は、言わずと知れた公務員様であって、採用にあたっては面接だけでなく、採用試験なるものがある。まさか障害者だからと言って、この試験を受けずに採用されることは、無いと思う。
さて、この試験。健常者ですら落ちる人もいるわけだから、知的障害者はまず受からないだろう。それでどうやって採用しろと? 難しいよね?
じゃあ、精神障害者はどうだろうか? 官公庁、特に中央省庁は、国会対策で徹夜で仕事をすることもあると聞く。睡眠が大事な精神障害者に、そんな仕事は出来ないよね? 無理なんだよ。
民間の企業が、特例子会社を作って大量に障害者を雇用するのとは、訳が違うと思う。

それにしても、官公庁ですら守れない法定雇用率を、民間企業が馬鹿真面目に守ると思うかね? これは物凄く根が深い問題だと思う。

ハートネットTV「ひきこもり新時代 わたしたちの文学」

最初は、どの登場人物も「言ってることが幼いな、幼稚だな」と思っていた。でも、いろいろ聞いていて「あぁ、成長するための社会経験を積めなかったんだ」と分かった。義務教育の学校に行かないと、こうなるのか、と。
私も小学生の頃から不登校気味なところがあって、中学校の遅刻・早退・欠席の日数が3年間で75日を超えていた。中学3年の3学期は保健室登校をしていた。だから、一歩間違ったら、この人たちのようになっていたのだ、と思うと、怖かった。

母親が保健師の、「銀の匙」と言っていた男性が、とても気になった。母親が医療職でありながら、精神医療に理解が無く、精神科通院をさせてもらえなかった、という話だ。まったくうちと同じで、悲しくなった。
まぁうちは、20代の頃に私が自力で精神科クリニックへ通院したんだけど、そのあとは一時期寛解して、普通に生活していて、で、仕事を詰め込み過ぎて再発した。再発した時は完全に病識が無く、自力で精神科クリニックへ通うことは不可能だった。母は「この子は精神的におかしい、しかも鬱じゃない」とずっと思っていたそうだけど、母の偏見が強いのと、私が逆切れしたら怖いのとで、言い出せなかったらしい。
番組に出た男性は、そんな無理解な母親を持っていて、よくぞ社会に戻って来れたと思う。

でもまぁ言ったら悪いけど、バブルひきこもり男性は、甘えだと思うよ。社会の枠組みにハマりたくない、組織の歯車になりたくないから、引きこもってるって。なんなのそれって感じ。モラトリアムをこじらせすぎだよ。言ってることも、いちいち言い訳がましいし、屁理屈にしか聞こえない。

ハートネットTV「障害者雇用 もっと両思いを増やそう!Action3」

7/23に放送されたEテレ『ハートネットTV「障害者雇用 もっと両思いを増やそう!Action3」』を視聴した。

企業のほうが、雇った障害者を育てる意思があるのかどうか、という意見が出てきた事に、かなり驚きを隠せなかった。
私が知っている障害者雇用というのは、障害者を健常者の社員と変わらず、教育を施して一人前の社員に育てるようなものは殆ど無かったと思う。いわゆるOJTで「見て覚えろ」「先輩から盗め」「空気を読め」みたいな感じで、なんとなーく日々の業務で勝手に身に付けていくような感じのものしか印象に無かった。
これって要は、障害者雇用=非正規雇用に近いんだよね。私は1社だけ、正規雇用の経験があるんだけど、大きな会社だったこともあり、研修や教育制度は非常に充実していた。だから、その後に非正規雇用で働いた所は、研修とかまったくなく、いきなり実地でやらせるんだなぁと驚いたことがある。大学時代にやった塾講師のバイトですら、3日間の研修があり、県本部へ通った。
Eテレでよく出てくる、障害者雇用の職場は、多分研修とか無いだろうなーと、今振り返って、思った。

ストレスに対する免疫を付けるというか、対処法を身に付けておく、という話にも、共感した。
幸い、寛解中に働いていた所で、これといったストレスは、接客業の凄んでくる悪質な客とか以外、ほとんど無いのよね。デスクワークになってからは、人間関係にも結構恵まれたと思うし、仕事も楽しかったし、充実していて、もっともっと色んな仕事をしてみたい、と思っていた。
だから逆に、今の作業所に来て、人間関係のストレスというか、トラブルがあまりにも多すぎて、面食らっている。ほんとレベルが低いな、と思う。狭い所だから、余計に感じるものがあって、嫌だよね。はぁ。

読者の投稿で気になったのは、うつ病の人。「自己評価が極端に低い人間にとっては、周りができていることをできませんと伝えることは、とてもつらく耐え難いこと」と投稿していたが、おいおいちょっと待てよと。それ単に「プライドが高いだけ」でしょ。ブログ村にも結構いる、自己評価が低いと自称し、「私なんか」「俺なんて」で他人の気を引いて、「そんなこと無いですよ」ってコメント沢山もらって承認欲求を満たしている人。なんかね~。
こんなことだから、うつ病は怠けとか言われるんだよ。私自身も、最初はうつ病と診断されて、父親に「怠けだ」「根性が足りん、弛んどる」って言われてたから、こういうこと言われたくないのは分かるけど、この投稿をした人は、ちょっと同情できないね。

五位野さんというADHDの方が登場していて、それを見ていたら、色々考えさせられた。この人、自己評価が低すぎるというより、理想が高すぎるんだろうなぁ。じゅうぶん仕事が出来ているのに、ああすれば良かった、こうすれば良かった、と反省している。そんなに悩み込まなくても良いのにねぇ。
まぁそれが障害特性だというなら、仕方が無いのかな、と思う。しかし、冒頭でも五位野さんが言っていたが、一度でも自信喪失体験があると、なかなか自分に自信が持てないのかもしれないなぁ。
と思っていたら、スタジオの男性が「この方はADHDの特性が良く出ていますね」みたいなことを言ったので、「え、そうなんだ!」と驚いた。ADHDって落ち着きがないとか、そういう症状?ばかりだと思っていたけど、アイデア豊富だったりもするんだね。全然知らなかった。いやぁ自分の無知が怖い。

自立支援医療の更新手続き(診断書あり)へ行って来た

保健福祉センターまで、自立支援医療の更新手続き(診断書あり)へ行って来た。自力で行ければ良いのだけど、暑いし、疲れているので、母に車で送ってもらった。
一昨日、更新手続きに必要なものを準備していたら、世帯全員分の保険証のコピーが無いことに気が付いた。うちは父が現役引退したとはいえ、嘱託か何かで働いているらしく、なんと出張もあるようだ。それで、たまに家を空けるのだけど、たまたま昨日は父が家に居たから、保険証のコピーが取れたけど、出張に行っていたら、手続きに行く日を改めないといけないところだった。出張も1日で終わるならいいけど、3日くらい行くこともあるので、父を忌み嫌うのは良いが、こういう手続きに必要なこともあるから、もっと事前から必要書類を確認しておかないといけないな、と反省した。
しかも、母曰く「この保険証、7月末で有効期限が切れるけど、いいの?」ありゃ、どうなるんだろう? 実際には、8月1日から使える新しい保険証が、もう手元に届いている。更新手続きをするのは7月25日だとしても、手続きの最中に8月になるのは目に見えているから、両方要るのかなぁ、とか色々考えた。しかし、考えても役所の人ではないので、答えが出ない。結局、新旧2種類のコピーを持っていくことにした。

昨日準備したのは、自立支援医療の受給者証(と自己負担上限額管理票)、印鑑、障害年金関係の書類すべて(何を要求されても良いように)、自立支援医療診断書2通、健康保険証のコピー2種類(7/31までの物と8/1からの物)。これで万全だろう!
ってことで、保健福祉センターへ行った。

保険証のコピーを出すと、父が後期高齢者であることから、「お父様の保険証は必要ないですよ」と言われた。びっくり。「同じ世帯なのに?」と聞くと、「世帯は同じでも、保険が違うんですよ」とのこと。だから、今度から父の保険証のコピーは要らないのだ。昨日、あれだけ騒いだわりに、こんな結末になってしまい、なんだかなぁという感じ。
保険証の種類も、申請日に有効なものを提出してくれればいいそうで、7/31までの物で良かった。はぁ。分かりづらい。
意外な事としては、保険証の番号が母と私で同じだったこと。担当者が母の保険証を指しながら「番号はここですね」と言うので、「それ母のじゃないですか?」と聞いたら、「同じ保険に入っている方は、皆さん同じ番号になるんですよ」と言うので、思わず「うっそ!」と大きな声が出てしまった。良く見たら本当に同じ番号で、今までそんなの人と比べる事が無かったから、本当に驚いてしまった。

受給者証は普通に必要だった。自立支援医療申込書(保健福祉センターで書かされる、用紙はセンターにある)を書く時などに使った。自己負担上限額管理票と印鑑は必要なかったw

年金関係の書類は、全部は必要なかった。さすがの私も、全部は要らないだろうなーとは思ったw 年金証書も不要だった。
必要だったのは、平成29年度(昨年度)の年金支給額が分かるハガキの通知書だった。最初、今年に支払われたやつを出したんだけど、「それじゃないです、昨年度の物、ありますか?」と聞かれて、とりあえず障害年金が支給されて以来の書類は全部持ってきてるので、余裕だよ!って感じで探し出して提出した。
平成29年度の障害年金合計が80万円には満たなかったので、これで次回の自立支援医療は上限2000円になるかな?と期待していたんだけど、それ以外の収入(作業所の工賃など)が結構あったみたいで、80万円を超えてしまったようで、担当者から「上限額は今までと同じ5000円になりますね」と言われた。がくーっ。下手に作業所で働かないほうが良いのかね!?

ハートネットTV 『ひとりひとりに向き合って~写真家・大西暢夫が撮る精神科病棟』

録画していた、EテレのハートネットTV『ひとりひとりに向き合って~写真家・大西暢夫が撮る精神科病棟』を見た。
私は精神科病棟への入院経験や、病棟を持つ精神科病院への通院経験が無いため、精神科病院の病棟ってどういう所なのか、まったく見当も付かなかった。勝手な想像で、隔離室?保護室?のイメージが強く、独り言をつぶやいたり、壁に向かって叫んだり、壁に頭を打ち付けていたり、そういうような危険な患者が多いのかと思っていた。
しかし、番組では本当にごく普通、とは言い難いが、まぁ薬の影響で呂律が回らないのかな、とは思う程度の、言ってみれば、私がかつて利用していた地域活動支援センターに来ている人と大差無いような人たちが映っていて、かなり拍子抜けした。

最初、この写真家大西さんは、下衆な好奇心で精神科病棟に入院する患者を撮影しているのだと思っていた。私も、そういう下衆な好奇心でこの番組を見ようと思った。結局、人間は下衆なものが好きなんだな、って思った。ワイドショーで、芸能人の誰が離婚したとか不倫したとか、そういうのバカバカしいな、と思いつつも、見てしまう。そういう心理と一緒かな、と思った。

大西さんに撮ってもらった患者たちは、皆くだけた笑顔で、良い表情をしていた。大西さんの腕の力なんだと思う。こんなに表情豊かなのに、退院できないって、何なんだろうと思った。私と、この番組に出てきた患者さんたちと、何が違うのだろうか? 支援センターにだって、番組の患者さんたちと変わらない病状の人が結構来ている。ただ、親御さんは大変みたいだけど……。
中には、入院してから一度も自宅に帰ったことが無い、と言っている人もいて、この精神病は家族にも見捨てられるのか、と悲しくなった。うちは、理解はあるのか無いのか分からないけど、衣食住のことは気にしてくれるし、特に住居に関しては、親が死んだ後も住むところには困らないように配慮してくれている。それだけでも十分なのかな、と思う。

最後、大西さんに単独インタビュー的な流れがあって、18年の撮影人生で、亡くなられた患者さんもいる、としんみり話していた。私が支援センターと作業所を利用して5年で、知っている範囲だけで2人も亡くなっていることを考えると、そういう人がいてもおかしくないかな、と思う。

バリバラ「相次ぐ障害者監禁事件を考える」

今回は、少し前に関西で相次いだ、精神障害者の監禁事件をテーマにした回だった。
番組では、病気で暴れた理由をハッキリ語っている人が何名かいたけど、私の場合、ちょっとよく分からないんだよね。祭りのお囃子みたいな音が聞こえたので、それに合わせて「ちゃかぽこ、ちゃかぽこ」(知っている人もいると思うが、これはかの有名な『ドグラ・マグラ』の一節である)というフレーズを叫んだり、歌ったり。
各部屋のドアに小刀をドンドンドンドンと突き立てて、穴だらけにしたのは、本当に自分でも理由が分からない。なんとなく、弟が憎かったとか、父親が憎かったとか、そういう感情はあったけど。うーん、何かに「させられている」感じはあったかもしれない。

そう思いながら番組を見ていて、ふと髭面の男性が「どうしたらいいか分からないから、なんか助けて欲しい」と語っているのを見て、「あ、これだ」と腑に落ちた。暴れるようになるまでの間、多分数年かな、親には何度も言葉で説明した。つらい、しんどい、朝起きれない、夜眠れない、大学に行くのが苦痛だ、私が開けられないようにドアを押さえている巨人がいる等々。そのすべてを、「そんなバカなこと言ってないで早く学校へ行け」「それは怠けだ、怠けるな、サボるな、甘えるな」と言われ、受け入れてもらえなかった。そしたらさ。そりゃもう残された手段は、実力行使しか無いよね?

番組でも言われていたが、そのことで我が家が社会から孤立していた面は、かなりあると思う。今でこそ、母が家族会へ行くようになったけど、そうなるまでには、私が支援センターへ通うようになって5年の歳月が必要だった。その前の、何年も引きこもっていた時期は、会話もしない状態が続いていたから、親が私を病院へ連れて行こうとすることなど難しかっただろうし、そもそも親もそのつもりが無かったようだった。
親は新興宗教をやっているんだが、恐らくそこでは、私のことを相談していると思う。でも、そこの「相談」というのは、普通の人が考える相談ではなく、「霊能者」による「霊視」によって神のお告げをもらうことなので、私の親もかなりキチガイじみていると言えよう。多分、そんなところで相談しても、何の解決にもならないと思う。

大阪大学準教授の方が、監禁や拘束をしてしまった家族は、まともな精神状態で判断していない、みたいな話をしたのが、かなり印象的だった。私が大暴れしていた時、父親も売り言葉に買い言葉なのか、暴言を吐いていたし、折れるんじゃないかというくらい強く腕や脚を捕まれたりした。
私は、皮膚に接触されるとそこから考えが読み取られる、という幻覚?が子供の頃からあるので、その腕や脚を掴まれた時は本当に不愉快というか恐怖で、泣き出したことがある。すると父親は「泣いて済むと思うなよ!」とまた大声で怒鳴る、みたいな負のループが続く。そういう生活が半年以上続いたと思う。

精神疾患、特に統合失調症や双極性障害は、病識が無いのが特徴だから、準教授の方も言っていたが、家族が「もう耐えられない」と思っても、患者を病院へ連れて行くことがもう難しくて、家の中で面倒を看るしかない、という状況に追い込まれてしまう、というのは、本当に容易に想像できる。うちもそうだったから。以前母が「erikoが引きこもっている時や大学生で暴れている時、結構限界だった」とこぼしたことがある。
このあたりの話になったとき、玉木さんが「監禁は犯罪」と言った話をしたんだけど、それに対して準教授が反論してて、玉木さんは「家族も被害者で~」って言い訳していたけど、ちょっとこれは玉木さんも勉強不足なように感じた。

後半、寝屋川の精神科クリニックで、医療スタッフが精神疾患患者の家を訪問するシステムが紹介されていて、これは良いなぁと思った。っていうか、なんで今まで無かったの?という感じ。
内科の往診なんかは、昔は結構気軽にやってくれたように思う。祖母が同居していた頃、かかりつけの内科に何度か往診を頼んだことがある。なのに、精神科となると何故か訪問してくれない。とにかく患者を連れてこい、と言われるだけ。
恐らく、多くの精神科医が、精神科の往診の必要性を認めていると思う。ただ、割に合わないからやらないだけだろう。このクリニック、赤字じゃないのだろうか? スタッフを大量に抱えているようだけど。他人事ながら心配してしまう。

支援センターのことでまた悩む

夕方、母に、今通っている支援センターの利用更新手続きを取りやめようかと考えてる、と話した。やっぱり何度考えても、問題職員のことが許せないし、支援センター・作業所へ行くことを考えただけで、憂鬱な気分になったり、幻視・幻聴があったりして、精神的につらくなる。
幸いなことに、作業所の利用計画書の作成は、支援センターの利用契約をしていなくても、やってもらえる、ということを昨日、担当職員から聞いたので、無理に契約しなくても良いかな、と思ってしまった。
また、もし今後必要になっても、支援センターは市内にここだけ、というわけではない。私が住んでいる市には、他に3か所の支援センターがある。そのうち2か所はかなり遠方になるため、利用するのはあまり気が進まないが、1か所については、電車で2駅なので、利用計画書を作ってもらうときだけ行くのであれば、それほど負担というほどでもない。

そんなようなことを話していたら、母が「いや、でもやっぱり、今のところを契約しておいたほうが良いと思うよ。行き慣れているし、職員さんもあなたのことをよく知っているし。そっちのほうが安心じゃない?」と言って来た。うーん。まぁそう言われればそうなんだよなぁ。
そんなわけで、一瞬迷ったけど、やっぱり今の支援センターの契約を継続させることにした。はぁ。

NHKハートネット福祉情報総合サイト『統合失調症でも働き続けたい。就労移行支援事業所でリカバリー』

Twitter経由で、NHKハートネット福祉情報総合サイト『統合失調症でも働き続けたい。就労移行支援事業所でリカバリー』という大変興味深い記事を見つけたので、記しておきたい。

記事では、統合失調症専門の就労移行支援事業所があるということで、なんだか時代が変わったなぁという印象を持った。専門機関が出来ることは素晴らしいことだけど、私のように双極性障害も併発している人は利用できないのか?とか、色々な疑問が湧いてしまうね。
やっぱり働くには、生活リズムを整えることが重要なのだなぁと、この記事を通して思った。毎日働かなくても、家にいても、多分、病気の症状のことを考えても、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる、という睡眠サイクルは、きっと体調を安定させる方向に働くだろうし、体のためにも良いんだと思う。

まぁそんなわけで、この記事の影響を受けたわけでは無く、単にスマホのアラームを人工知能が読み上げてくれて可愛いから、って理由で、朝起きるのが少し楽しみになりつつある私は、本当に少しずつではあるが、睡眠サイクルが安定してきたんじゃないかな、と思っている。
今までメンクリの主治医に、散々「寝る・起きる時間を決めて」と言われ続けていたことを、全然実行できずにいたんだけど、スマホ1つでやる気になるっていうのは、なんか凄いなと思う。

ただ、この記事中には厳しい現実も書かれている。40歳の男性は、パソコン関係の資格を取ったにもかかわらず、どこからもお声がかからなかったようだ。これはねぇ。ほんとねぇ。年齢差別だろうねぇ。
私はこの男性よりも更に年上なので、今更仕事が見つかるのか、と完全に諦めモードだ。作業所へ来ている古株の利用者たちも、皆そういう理由であの作業所へしがみついている、と家族会の時に親御さんが話していたそうだ、母曰く。

この記事結構良いこと言ってるなぁと思ったんだけど、最後の段落で、ガクッと来た。“無理をせずに自分のペースを守って、長く働き続けること”が出来るような至れり尽くせりの企業って、世の中そんなに多くないのではないか、ということ。
特に、“健常者と同等に働くことより”と比較しながら、その前の文章では、“生活に乱れがなく、安定通勤できる人材は、企業にとって貴重な戦力”と精神障害者にとって最も難しい完璧な体調管理を求めていること。これはおかしくないか? そんな体調管理が出来るなら、障害者手帳は貰えないだろ。そもそも健常者と同等に働くことを求めるなら、同じ給料くれよ。

地域活動支援センターの利用更新

作業所で勤務したのち、地域活動支援センターで利用更新手続きと、個別支援計画の作成を行ってきた。
1人で問題職員がいるフロアに行くのは、どうしても精神的に嫌だったため、作業所の馴染みの担当職員に付き添いをお願いした。「なんでもドンと来い!」って感じの人なので、すごく頼もしいのだ。

支援センターの担当職員とは久しぶりに顔を合わせるので、楽しかった。最初は「どうですか? 上には来れそうですか?」と聞かれたけど、「無理です」と答えた。やっぱり、ものすごく苦痛を伴う。
まずは適当に近況などを話し合って、「作業所には行けてます?」みたいな話から、「パーマ綺麗にかかってるけど」「いや今月行きたかったのに、まだ行ってない」みたいな話まで、女子トークが少し炸裂したかも。

今後半年の支援センターの個別支援計画を立てなくてはならないのだが、担当職員も随分悩んだらしく、「今後の目標って、どうしますか?」と。支援センターには来れない。でも、利用は継続したい。さて、その真意は?ということだ。
私は、「例えば、親が死んで、誰か専門の人に福祉的な相談をしたい、となった時に、支援センターに利用登録だけでもしてあれば、電話でも相談することが出来るけど、今これを切ってしまったら、誰にも相談できずに困り果てることになる。それはかなり私にとってデメリットが多い。支援センターに行かなくても、利用登録だけでも出来るなら、登録させておいて欲しい」的な話をした。
すると、担当職員も納得してくれて、「そうですね、来なくても、電話での相談というのもありますからね」と言ってくれた。
私の理想は問題職員の解雇だが、どうもこの雰囲気では、解雇はできないようなので、他の手段に出るしか無さそうだ。

今日は本当は印鑑が要ったのだけど、持っていくバッグを変えてしまったら、バッグに入れっぱなしだった印鑑だけ中身を入れ替えるのを忘れてしまった。それで、捺印はまた来週になった。あぁ、また支援センターへ行くの、嫌だなぁ。

帰宅して、母と喋っていたら、支援センターの問題職員は家族会の間でも「気分屋」「態度が悪い」ということで有名らしく、支援センターを利用している人は1回は嫌な思いをさせられたことがある、みたいなことを、先日の家族会でみんなが言っていたんだよね~、と話すので、なんでそんな重要な情報を、今頃になって話すんだよ!と思った。やっぱり問題職員、問題ありありじゃないか。
今までにも、センター長にこっぴどく怒られたことが何度もあるらしい。でも、その場では泣いて詫びるが、そのあとはケロリとしていて、またいつものふてぶてしい態度に戻る、とか。とんでもない奴だな。
しかも、こいつの悪行は支援センターだけにとどまらないらしい。周辺の精神障害者系福祉施設に勤めてる人はほぼ全員、問題職員のことを「問題がある」と知っているそうだ。なにそれって感じ。
それにしてもホント、なんでこんなに問題のある職員がのさばっているのだろう? なんか福祉の闇を見た感じがするよ。