多分ほとんどの人には全然役に立たないと思うんだけど、とりあえず今回のアルバイト採用に至った経緯を書いてみる。
私が今の作業所へ見学に行ったら、社長が応対してくれたんだけど、私と小一時間話して、社長はもうその時点で「この人、バイトでいけるじゃん」と思ったらしい。おしまい。
じゃ、意味が無いので、もう少し追加すると。
元々私はPCを使う仕事を探していて、2カ所目の作業所と3カ所目の生活訓練兼作業所もPCを使う作業所だった。そこはすごくこだわっていて、相談支援専門員にも強く伝えていた。
生活訓練を過労でボロボロになって辞めて休養をしていたら、相談支援専門員が「PCを使う作業所が新しくできた。在宅でもいいって。erikoさんに合いそうだから早く見学に行こう」みたいな話を持ってきた。それで見学に行った。
すぐに利用が決まり、基本在宅で作業することになった。
最初の1か月は他の利用者と同じでデータ入力等をしていたが、1か月を過ぎた頃、職員から「何か業務で改善点などがあったら教えて欲しい」等、頼まれるようになった。
そこで、色々気が付いたことを伝えたら、改善点解決ツール等を開発するところまで任されるようになった。
多分、この時点であまり一般的ではないと思う。そのあとは、開発とテストデータ作成・入力、その他簡単な事務みたいなことをしていた。
ここまでやって、この工賃では安いっていうか買い叩かれすぎだよなぁ、障害者だから仕方がないのかな、とか思っていたら、今回こうしてアルバイト採用の声がかかったと。そういうわけです。
ちなみに、私はIT系の資格はMOSしか持っていない。っていうか、今使っているのがGoogle Workspaceで、それに関する資格が無いので、取りようが無い。
ただ、寛解時にExcel VBAの開発経験があったことと、Web制作の経験があるくらいで、趣味のプログラミングも少々たしなむ程度(今はやってない)。GASは1か月工賃貰いながら独学した。
基本プログラミングに関することはすべて独学。本当は専門の講師にゼロからきちんと習いたいんだけど、毎日通う体力が無い……。
あとは、大学で応用数学、解析学、カオス学、情報工学、簿記などの単位を修得している。まぁこの時点でもあまり一般的じゃないので、参考にならないと思う……。
恐らくだけど、作業所の中でも「勤怠」を重視する所と「特技」を重視する所があると思う。
今までの作業所では、勤怠が良い人しか就職できていなかった。私は子供の頃から学校を休みがちで、仕事をするようになっても勤怠が悪すぎて上司に怒られたりしていたくらいなので、このままではどこへ行っても就職できないな、とうっすら思っていた。
それが今の作業所というか社長は、勤怠が悪いことを全然問題にしないので、私みたいなのもやっていける、というわけだった。
なので、就労を希望している方、諦めずに自己研鑽しましょう。