B型作業所の利用、最後の日だった。初めてB型作業所を利用し始めたのが2015年頃。それから紆余曲折あり、8年経ってようやく卒業できた。
今までの作業所ではずっと「あなたみたいに勤怠が悪い人は一生就労できない」とハッキリ言われたり、遠回しに言われたりしていた。それがこんな簡単に就労できるとはね。正直言って、ぶん殴ってやりたいと思うようなことや、泣きたくなることを言われたことも多々あったけど、なんにしても諦めなくて本当に良かった。
今日は最初はいつも通りの作業をしていたが、すぐに責任者の方から呼び出しがかかり、いきなり事務手続きの説明が始まった。
雇用契約とは別に秘密保持契約もあって、業務で知りえた情報は一切漏らさない的な契約だった。私が「仕事の内容はもう書けない」と言ってたのはこれです。まぁ今どきの企業なら当たり前かな。
書類の説明のあと、業務で使うツールのインストールや設定、使い方などを教わった。初めて使うツールだったので、モタついてしまった……。
六十の手習いならぬ五十の手習いになっているので、若い人や新しい技術についていくのが結構大変だけど、好奇心は旺盛なほうなので、楽しい気持ちのほうが勝ってる。
午後は契約書やツールの確認をして、再びいつもの作業に戻ってやっていたら、あっという間に終わってしまった。
なんか、これで終わりだというのに、全然実感が湧かなかった。在宅だからなぁ。
でも、来週最後に事務所へ行って利用停止手続きを取ってくるから、それで実感が湧きそう。