母が伯母1に似てきた

母が伯母1(一番上の姉)に似てきた。見た目じゃなくて性格の話。

先日、母がリビングで伯母2と電話で話していたところにたまたま遭遇した。少し立ったまま話を盗み聞きしていると、会話という会話が成立しておらず、ひたすら母がしゃべくり倒して、叔母2が「うん、うん」「そうじゃあなあ」と言ってるだけ。これ、叔母1の会話とそっくりなんだよ。
伯母1はもっとパンチが効いてて、アクが強くて声が大きくてうるさくて、立て板に水のごとくしゃべる。ただ母はそれを少しマイルドにしただけで、やってることはほぼ変わらない。

叔母2はこの強気で勝気な性格の姉妹2人にはさまれて、おとなしく控えめな性格だ。だから、いつも聞き役になっている。話したいこともあるだろうに可哀相だな、といつも思う。
私は純粋に伯母2の話が聞きたいので、うちに来た時は積極的に聞く姿勢で話を聞いてる。伯母も私とは話しやすいみたいで、よくしゃべってくれる。

それを知ってるから、翌日母に「あの時お母さん、しゃべり倒してたけど、よくないよ。なんで伯母2の話を聞いてあげないの?」と釘を刺した。
すると母曰く「だって伯母2はしゃべらないんだもん」……。何度も書くが、お前が伯母2の返事を待たずにしゃべくり倒すから、勢いに押されて口を挟めないんだよ!
たしかに伯母2はゆっくりのんびりしたところがある。だからこそ私は伯母2の返事を待つ。待つと言っても数秒とか、そんな程度だから、待てない母のほうがおかしい。

会話の沈黙が耐えられない人って結構いるんだけど、母はそのタイプなんだと思う。他の人と電話でしゃべってるのをよく聞いてしまう(リビングで話してるんで、聞こえる)んだけど、やっぱりいつも母ばかりしゃべり倒してる。
叔母2が話したいかもしれない、ゆっくり待って話を聞いてあげよう、とか思わないのかな。ちょっと理解できないんだよなぁ。

それ以外でも、母は自分のことしか考えてない面が結構あって、これも先日、朝食にサラダが作ってあったんだけど、10時頃まで常温(といっても30℃とか)のダイニングテーブルの上に置きっぱなしだった。
それが悪かったのか、トマトがちょっと痛んでおり、嚙んだ瞬間変な腐っているような味がした。とっさに吐き出して捨てた。

これを母に「トマトが腐ってたみたいだから、ダイニングテーブルに置きっぱなしにするの止めて」と言ったところ、変なものを食べて体調を崩さなかったか、と気遣うことも無く、ただ「じゃあ捨てとけば?」と言われた。そういう言い方は無いだろう、と思った。
私が「もう少し、『お腹壊さなかった?』とか言い方無いの? お母さんって寄り添うってことしないよね。自分は心配して欲しがるくせに、他人のことは心配しないよね」と苦言を呈したら、「寄り添うって何?」だって……。なんだろ、母はなにかの障害なんだろうか?

そりゃ私が異常な状態で自室に引きこもってるのに、10年も病院へ連れて行かずに放置していただけあるよ。普通の精神、普通の親なら心配で放置できないよ。