絵画教室 模写水彩風景画3-7

2週間ぶりの絵画教室だった。前回、今日来ると言っていたおじいちゃん生徒さんは、いらっしゃらなかった。あまり深く理由を聞くのも失礼かと思って、軽く流してしまった。

今日は、右側の木の幹から始めた。先生が「erikoさんはこういうの得意だよね♪」とおっしゃるように、自分でもこの部分(細密表現?)は結構得意だと思う。右から順に奥に行くようになっているので、徐々に木の幹の濃さを薄くしていく必要がある。そのあたりの匙加減が、なかなか上手くできたんじゃないかな?と思って、先生に見てもらったら、「すーごくいい!」と言われた。へへへ。

その次は、左中央あたりの、草が生い茂っている所。ここは木の幹とは違う手法、ウォッシュで進めた。ウォッシュ、やっぱり難しい。色の混ざり具合などが、こちらの意図しない方向に行ってしまったりして、コントロールできないので。でも、先生はそれこそがウォッシュの魅力だと言う。まぁそれは私も理解できる。
この部分は、光が強烈に当たっている所と、陰になっている所と、コントラストが結構ハッキリしているので、描くのが難しかった。何度もティッシュで拭いてやり直した。自信は無かったが、先生は「大丈夫大丈夫」と言ってくれた。

その次に、右中央部分の草の茂みをやった。
前回は地面の茶色だけ塗ってあったんだけど、よくよく見ると、そこは茂みだった。先生はちゃんと気が付いていたみたいで、「ここが全然手を付けていないから、今やっちゃおう」みたいな感じで、やることになった。
茂みの茎がチョンチョンと生えていて、いきなり絵の具を置くのは怖かったので、鉛筆で下書きすることを希望した。すぐ鉛筆を用意してくれたので、サクッと描いてみた。右に左に跳ねさせて、ランダムっぽい感じを出してみた。お手本になる私の写真でも、そうなっているからねぇ。
結果としては大正解で、「やっぱりerikoさん、こういうの上手い!」と言われた。自分でもそこらへんは自信を持てるようになりつつある。
色は、ビリジャンなどの他に、濃いブルーを使っている。これは先生がお手本で使った色だ。色を濃くしたい時は、その構成色の1つを使ってみると良いよ、みたいなことを言われた。

最後に、中央の道路を描いた。先生から「ここ、何の色使った?」と聞かれたけど、思い出せなかった。ネイビーを薄くしたような気もするけど、自信が無かった。
そしたら、先生が「じゃあ、ラベンダー使ってみようよ!」と言う。え、それは全然違うのでは?と内心思ったけど、なんか面白そうだったから、先生が描く様子を見ていた。なんと、ラベンダー良い感じかも……。
先生も「いいかも♪」とノリノリなので見ていたら、赤や紫を混ぜだした。「濃淡を付けるのに、ラベンダーの中にある色を使っても、面白いよ」みたいなことを言っていたと思う。

仕上がりを見たら、なんかRPGの毒の沼みたいな色合いになっているけど、幻想的な雰囲気に様変わりして、すごく良いと思う。
写真は、対象物そのままの色しか出てこないけど、絵は、どんな色合いにも作り替えることができる。私が、あまり写真(アートとしての)に興味が無いのも、見たままの色しか出てこないからなんだと思う。

模写水彩風景画3-08

お教室が終わって帰ろうとしたら、先生が「インスタやってる? やってないか」と聞いてきた。「やってますよ?」と答えたら、「アカウント教えて~。お友達になろうよ」と言ってきた。マジー? 超楽しいんですけど!

2件のコメント

  1. こんばんは!

    前回の絵にさらに手を加えたのですね。なんだかすごく良いですよ!
    奥へと続く木立の間隔が絶妙ですね。
    道路の色彩も幻想的になって、目を惹きます。

    こういう絵を描く方はどんな方なんだろうって、思います。
    きっと、どっしりとしていて本来安定しているんじゃないかな。

    これで完成ですか?いや本当に素晴らしい^^

    1. コメントありがとうございます。
      そうです、前回の続きです。木の間隔が絶妙なのは、この庭園が美術館の敷地内にあることと関係があるように思います。樹木なども、美的感覚をもって植えられているように思いました。だから、私のような写真素人にも、ピンとくる構図が取れるのだと思います。

      私ですか? う~ん、体重だけは結構どっしりしてますかね~。性格は、発病する前は確かに安定していたかもしれませんね。物怖じしないとか。

      作品はまだ完成ではありませんよ。道路上のマスキングインクを剥がして、白抜きしたところの処理をして、全体のバランスを整えて、ってやること結構残っています。次かその次あたりで完成になるかと思います。
      お褒め頂き、まことにありがとうございますm(__)m

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