新しい作業所(3)の見学に行ってきた

新しい作業所、えっと何個目だ? 2個目? 問い合わせだけも含めると3個目の見学に行ってきた。
そこは電車で10分ほど、降りた駅から数分の所にあるのだが、なにせ電車に乗ること自体が久しぶりで、昨晩から超緊張しまくり。プレッシャーのあまり吐きそうで、具合が悪かった。夜中も何度も起きたし、そわそわして仕方が無かった。
いざ出かけようという頃になると、手汗が酷くなり、ガクガク震え、膝が笑っていた。なんでこんなに緊張するんだ……。しかし、頓服のリスパダールを飲むと確実に眠くなるので、うかつに飲めない。なんか、頓服の意味が全然無いんですけど。

まぁそれでもなんとか新しい作業所へ着くことができた。道中色々あったが、割愛する。

その作業所は、思っていたよりも狭かった。今の作業所の半分くらいかもしれない。でも、ちゃんと1人1人のデスクが決まっているようで、PCも置いてあり、見るからに「事務所」って感じで、ホームページに書いてあった「パソコンを使う仕事です」が本当なんだ、と実感できた。
相談室のような所で少し待たされ、責任者の方がいらした。

提供してる仕事のことから、利用している人のこと、どういう対応や配慮をしているか。あるいは、ちょっとした世間話や、福祉行政の問題点まで、1時間半ほど色々話をさせてもらった。
あまり詳しく書くと特定されるから書かないが、かなり良いところだなと思った。少なくとも、今いる作業所よりは格段に良い。仕事も、以前から私が希望していたPCを使う仕事だし、なによりも利用者がオトナで、「仕事中に無駄話をするような人はいませんよ」と言っていたのが、安心できた。私は作業中におしゃべりされると、手が動かなくなるタイプなので。
利用者間で連絡を取り合ってる人も、ほとんどいないと思う、みたいな話をしていたなぁ。やはり皆さん、余計なトラブルに巻き込まれたくないのだ。そこは良く分かっているみたい。
ちなみに、仕事の様子も見せてもらったが、私が想像していたのと違って、入力用の専門ソフトを使っていて、説明されたけど全然分からなかった(爆。

ただ、唯一の難点があって、電車に乗らないと通えないという……。トータルの通勤時間は、電車のダイヤや行先にもよるんだけど、おおむね1時間。だから、今の作業所とそんなに変わらない。
でも、電車を使うぶん、移動距離は長くなる。仮に、今の作業所で具合が悪くなって、母に迎えを頼むとか、タクシーで帰ることになった場合、母は迎えに来れるだろうし、タクシーでも千円くらいで帰れると思う。これが新しい作業所だと、まず母は迎えに来れないし、タクシーも千円では帰れない。その時どうするのか?って話だよね。

それと、行ってみて思ったけど、思ったよりも電車が混んでいて、座れなかった。快速で数駅なんだけど、立ちっぱなしはキツイ……。
今日は「今日だけ!」という緊張と頑張りで、なんとか行って帰ってこれたけど、これを週1とか2とか続けられるのか?という話。責任者の方は、「1日1時間でもいいから、毎日来れるようになってほしい」と言っていて、これも引っかかるんだよな~。
最初は週1でも許してもらえそうだけど、それだけでは終われなさそう、みたいな。まぁこちらも将来的にはA型就労を希望しているから、週5か週4は通えるようにならないと、A型に行けないのは分かってる。それを、どのくらいのペースで実現させていくかは、なかなか難しいものがある。
多分、A型就労が可能な状態になる頃には、絵画教室を辞めることになるだろう。まぁ仕方ないよね。通院は休ませてもらえるというか、休まないと作業所も困るんだけど、それ以外はちょっとなー。なんだろ、「人間関係でトラブルが多い」と言っちゃったから、敬遠されているのだろうか? 前に見学した所も「毎日来い」だったしなぁ。ちょっとなー。

見学で話していて、中盤までは「凄くいい!」と思っていたけど、終盤で「あれ?」と思うようになったし、先方も「即決しないで、よく考えてください」と言うので、なんかあるのかな。勘ぐってしまうなー。
とりあえず、来週メンクリの診察があるので、主治医に相談しようと思う。