ハートネットTV「#隣のアライさん これだけは知ってほしい!統合失調症のこと」

ハートネットTVの新しい企画、「マイノリティーの味方・理解者になろう」というもので、初回になる今回は、統合失調症が取り上げられた。

しかし、そもそも「アライ」っていう単語が良くないと思う。
いや、英語の ally なんだって言われれば分かるけど、冒頭で司会の男性が発音したイントネーションでは、人名の「新井さん」みたいな感じだった。こんな単語・外来語を日本で普及させるつもりなの? ちょっと理解できない。なんで普通に日本語で「味方・支援者」って言わないの? 言えない事情でもあるの? ほんっと理解不能。
なんていうのかな、障害者を「障碍者」と書いたり、「チャレンジド」と言い替えたりするのと同じ気持ちの悪さを感じる。

まず問題1の答えに失望した。幻聴に対して「それどんな内容?」と聞くことは、私は「良くない」という認識でいるし、前の作業所でもご法度だった。前の作業所では、幻聴に惑わされて挙動不審になっている人に対して、周囲は「それ幻さん(幻聴のこと)だから」と言って、落ち着かせていた。
なんだろう、私たち当事者が行っていた対処法のほうが、間違っていたというのだろうか?

問題2は納得した。自分も家で大声を張り上げたりすることがあるけど、母に「怖い」と言われることで、我に返ることが結構ある。

問題3は難しいな~。責任感が大事なのは、障害者本人も十分分かっている。でも、恐らく多くの統合失調症患者は、健常者と同じようには働けない。特に疲労感が強く、同じ時間だけ働くのは難しいと思う。
このケースは、障害者雇用ではないのだろうか? オープンで一般雇用なのだろうか? 後者だとしたら、早退を繰り返すのは迷惑だけど、前者だとしたら、それが障害特性なのだと思って、諦めてもらうしか無いだろう。
番組内では「陰性症状」として解説されていたが、統合失調症=陽性症状、と思われていることが多いので、こういった解説はとてもありがたいなぁと思った。

問題4は私も誘って欲しいな~。タコパ楽しそうだし。
ここでも、認知機能障害に言及してくれて、問題1はどうしたのか分からないけど、それ以外では、本当に統合失調症の理解を広めたい、支援者を増やしたい、という意思があることを感じた。

問題5も、これ経験あるな~。うつが酷い時は、こういうこと言ってた。双極性障害の治療をすることで、うつ状態になることはほとんど無くなったけど。
この問題に関しては、寄り添って受け止めてもらえると嬉しいよね。励まされても、「あ、そっか!」なんて思えないし。

問題6は、これどうなのよ……。会社の上司の親友と同棲してんの? 世界が狭すぎない? そしてこのなんというか、性の話題。オープン過ぎるだろ。
一般に、抗精神病薬を飲んでたら枯れるよね。ブログ村にはパートナーがいらっしゃる方、沢山みえるけど、私は若い頃から「パートナーが欲しい」と思ったことはほぼ無いので、なんか、皆さん別の世界に住んでらっしゃるのでしょうか、という感じだ。

全体を通して言えるのは、わりと統合失調症のことを正確にとらえているのではないかな、ということ。Eテレは以前からバリバラ等で統合失調症のことをちょいちょい放送していたので、スタッフの理解もあるのだと思う。
双極性障害についても、こういう番組をやってほしい。

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