統合失調症新薬のレキサルティ

エビリファイを開発した大塚製薬で、統合失調症に適応がある新薬、レキサルティの国内製造販売承認を取得したと、ニュースリリースが1/19にあった。
巷では、レキサルティはエビリファイの後継薬と言われているらしい。実際問題、構造式(新薬情報オンライン「【統合失調症】レキサルティ(ブレクスピプラゾール)の作用機序」を参照)を見ても非常によく似ており、レキサルティはエビリファイに近い作用を及ぼすのではないかと考えられているそうだ。

そこで。私の主治医がレキサルティを使うかどうか?なんだけど、多分、半年は様子を見ると思う。シクレストの時も、販売開始からすぐには使わなかったと思う。誰で、あるいはどこで様子見をしているのかは分からないが、とにかく私に対しては、すぐには使わなかった。そして、使うときはかなり「推し」で使いたがった。「良い薬だよ」と言っていた記憶がある。
昨日の診察で聞けば良かったんだろうけど、うっかり聞くのを忘れていた。手書きのメモを持っていくと、書いたことはおおむね読み上げることが出来る一方で、書いていないことはまず話せない、聞けない、という弊害がある。「臨機応変に」というのが苦手なんだろうなぁ。そういう部分だけを見ると、なんか私は発達障害じゃないかと思うんだけど、これも主治医に聞けていない。今はそれほど生きにくさを感じていないので、聞く気もあまり無いのだけど。

そして。レキサルティはエビリファイに似ている、ということから、多分私には合わない気がする。そうは言っても、今、エビリファイを2mg飲んでいるわけで、簡単に「合わない」と言うのはまだ気が早い気もする。
レキサルティは、Serotonin-Dopamine Activity Modulator(SDAM)と呼ばれる作用機序を有しているそうだ。modulatorは変調器、調節器、という意味で、セロトニンとドパミンの活性を調節する、みたいな意味になるかと思う。一方的にセロトニンやドパミンを抑えつけようとするような薬理ではないようなので、副作用も少ないかと思われる。
とか言ってエビリファイを飲まされて、激しい下痢になったんだよな~。だから、公式発表がどこまで本当なのかは、実際に飲んでみるまで分からないんだよねぇ。

と、ボロカスに書いてみたけど、個人的にはレキサルティ、かなり興味あります。ただ、今ロナセン20mgで安定しているといえば安定しているので、あまり弄りたくない気持ちも、かなりあるんだよなぁ。難しいね。