住民税の申告相談をするため役所へ行って来た

住民税の申告相談をするため役所へ行って来た。NISA制度が出来る前に買った株の配当を、どう処理して良いのか分からなかったので、相談しに行って来たのだ。
午前中は他科の診察があって、ゆっくり昼食を食べ、役所に着いたのが14時半頃だった。去年はすぐに対応してくれたのに、なんだか駐車場がいっぱいだな、と思ったら、相談窓口が大混雑していて、なんと40人待ちだった。しかも、窓口は15時までしかやっておらず、うっかりすると間に合わなかった可能性があった。恐ろしい。受付時間が15時までなんて、送付されてきた資料にはどこにも書いていなかった。こういう制限があるなら、資料にも「相談希望の方は15時までです」とか書いて欲しいと思った。

とりあえず、どれくらい待つか分からないけど、40人という時点でかなり待ちそうだと思ったので、送迎してくれた母(車で待ってる)宛に、「すごく混んでるから、最寄りのスーパーで買い物でもしてて」とメールを送った。
そのあと、ずっと座って待っていた。即席の待合所に置かれた椅子は、見た目は凄く安っぽい感じなのに、座ってみるとかなり座り心地が良く、長時間座っていてもお尻が痛くならない仕様だった。よくこういう備品にカネをかけるな、税金の無駄遣いだ、って意見を見ることがあるけど、実際に使うのはほとんど市民県民なんだから、そういう視点で物を考えて欲しいよなぁと思った。

私が行った時は140番くらいまで進んでて、私の番号は180番前半だった。160番くらいまでは平然と待っていたが、165番くらいで尿意を我慢できず、トイレに行ってしまった。そのあとが酷い。待合所に戻った途端、トイレへ行ったばかりなのに、また尿意を催してきた。かなりつらかったが、我慢した。
しかし、我慢できない現象が起きた。便意だ。176番くらいで、あともうすぐで自分が呼ばれる、と思ったら、緊張感がMAXになってしまった。いわゆる予期不安だ。ここは下手に我慢しないほうがいい、と思って、さっきトイレへ行ったばかりで、周囲に変に思われそうだけど、漏らすよりマシだ!と思って、トイレへ駆け込んだ。
結果的には、ガスしか出なかったけど、かなり大量に出たので、トイレへ行って正解だった。すぐに待合所に戻り、しばらくしたら呼ばれたので、いいタイミングでトイレへ行った、と思った。

多分税務署から出張してきているんだろうけど、その担当者の所まで案内されて、席に着いた。すぐに、市から送られてきた住民税の申告書を取り出し、「一応、送られてきた書類があるので、これに書いては来たんですが」と言うと、担当者が「拝見します」と言って、見ていた。
そこで、証券会社から送られてきた、NISA枠じゃない株の配当金などが書かれた用紙も差し出して、「NISAじゃない株の配当もあるんですけど、それをどこに書いて良いのか分からなくて」と言ったら、「特定口座ですか?」と聞かれた。意味が分からなかったので、「ごめんなさい、そういう専門用語、全然分からないんです」と正直に答えたら、担当者が証券会社から送られてきた資料を見て、「あ、これ特定口座ですよ。ここに書いてあります。で、源泉徴収ですかね?」と聞くので、たしかオンラインで「源泉徴収あり」にした記憶があったので、「それは源泉徴収ありだったと思います」と答えた。すると、担当者が「あ、ほんとだ。源泉徴収ありですね」と言う。
結局、特定口座で源泉徴収ありだと、証券会社が納税手続きを私の代理で行っているので、私は申告する必要が無い、と言われた。そうなのか。全然知らなかったよ。
じゃなくて、もうちょっと株のことを勉強しないとダメだな、と思った。せめて、こういう申告書類を作る時の専門用語くらいは把握しておかないと、買ったはいいけど何も分かってない、って状態は危険だと思う。

相談が終わったら16時少し前で、こんなに待つんだったら、最初に申告相談に来て整理券をもらってから、作業所の利用更新手続きへ行けば良かったじゃん、と母に言われて、まぁそうなんだけど、こんなに待つとは思わなかったんだよ、と愚痴った。
母は、「今から帰って夕飯作る気力ない」と言うので、「じゃあコンビニで弁当でも買って帰ればいいじゃない。ついでに何かスイーツ買おう。私は疲れ果てて甘いもんが食べたいわ」と答えた。母は車の中で待ってるだけなのに、疲れるのか、と思ったけど、今年で70歳だし、無理はさせられないなと思った。