2週間ぶりのメンクリの通院日だった。もうしばらく徒歩では通っていない。バスを利用している。寒いからだ。軟弱かもしれないが、途中で便意を催すと怖いので、どうしても寒い時はバスを使ってしまう。
メンクリに着くと、待合室に2人しかおらず、これはすぐに呼ばれそうだなぁと思っていたら、本当に5分くらいで呼ばれた。といっても、少し予約時間を過ぎていたが。
診察では、まず、吐き気があることを伝えた。特に夕食後、食べ物が喉まで逆流してくるので、母は「逆流性食道炎じゃないの?」と言っている、と伝えたら、主治医が「うーん、その可能性が高いね。朝はどうなの?」と聞いてきた。「朝は、食欲が無くて、普段は食パンを半分しか食べられない。作業所などに行く日でお腹が持ちそうにない時は、1枚食べることもあるけど、胃もたれする。でも吐くほどじゃない。やっぱり夕食後がかなり気持ち悪い」と言うと、「あぁ、典型的な逆流性食道炎だね。逆流性食道炎は夜のほうが胃酸が多く出るんだよ」と言われた。そうなのか。
で、子供の頃から胃が弱くて、いつも太田胃散で誤魔化してきた、と言ったら、苦笑された。主治医が「じゃあ、逆流性食道炎のお薬があるから、出しとくね」と言うので、ビックリした。そんな薬があるのか! 最近はなんでもあるんだな~って驚いていたら、主治医のほうが驚いた顔をしていた。「なんでもあるよ」だって。太田胃散なんか飲んでる場合じゃ無かったわ。ちなみに、薬の名前は『ネキシウムカプセル』。うん、もういっぱい薬飲んでて、覚えきれない。
次に、朝、すごく眠くて起きられないことを話した。いったん起きても、ご飯を食べて5分寝て、顔を洗って5分寝て、みたいな感じで、準備が遅々として進まない、みたいなことを話したら、「普通の人、病気じゃない人でも、眠くなることはあるし、あんまり気にしないほうがいいよ」と言われてしまった。うーん、起きれなくて作業所に遅刻したりして困っているから、話しているんだけどなぁ。
ここで私が「エビリファイ1.5mgってどうなんですかね? 3mgのほうがいいのかな?」と聞いてみた。すると主治医が「そこねぇ~。難しい所なんだよねぇ~。6mg、12mgみたいな量を使う時は、そんなに神経使わないんだけど、少量だと凄く差が出るんだよ、この薬」と言う。そうなのか。ネットの精神科医でも、エビリファイは使いづらい、と評している人を見かけたことがあるので、だいぶ癖がある薬なのだろうな、と思った。
で、主治医が「もうしばらく1.5mgで様子を見させてくれる?」と言うので、1.5mgのまま継続になった。
エビリファイを飲むようになってから、動悸や不整脈らしきものが現れたので、「副作用としてそういうのはありますか?」と聞いたら、「ちょっと思い当たらないなー。動悸? うーん、無いと思う」と言われてしまった。
なので、「同時期に、他科の薬も処方されているんだけど、その可能性が大きいですかね?」と聞いたら、「え、その薬で動悸? そっちのほうがありえないでしょ。それ局所的に使う薬だし」と言う。マジか。
この症状、地味に悩んでいるんだよね。鼓動がトトトッとなるので、単純に怖い。止まるのか? どうなのか? みたいな。
他に言うこといっぱいあるんだけど、言いづらい、と思っていたら、主治医のほうから質問で、「こないだの作業所は、見学に行ったりした?」と聞いてきた。まずい、行ってない。さらに、あまり行くつもりも無い。というわけで、「申し訳ないんですが、ちょっと場所が遠すぎて、通いきれないので、今回は見送ろうかと思っています。もしどうしても今の作業所が駄目になって、行く場所が無い、となったら考えますが、今のところは大丈夫そうなので」的な話をして、なんとか丸く収めた。
でもなぁ。多分、設備も施設も職員も、今のところと同じくらい良い所だと思うんだよね、主治医が紹介してくれた作業所は。ただ、致命的に交通の便が悪い。今のところより悪いから。1時間半はかかると思う。それじゃ意味無いんだよね。しかも、始業が9時半で、今より30分早いから、絶対に間に合わない。遅刻・早退が前提って、ちょっとなぁ。主治医には本当に申し訳ないけど。
最後に、トランコロンとイリボーの残薬調整をして、言いたいことはいっぱいあったのに、全然話せず診察終了。不完全燃焼でした。
帰りのバスが、どうも新人さんで、ベテランの爺ちゃん運転手が同乗していた。
で、私が障害者手帳を出したら、新人運転手は割引ボタンを押すことは分かってるみたいなんだけど、どこのボタンか忘れちゃったみたいで、オロオロしていた。すると、ベテラン運転手が一言「ガイワリだよ」……。ガイワリ。このバス会社では、障害者割引ボタンのことを「ガイワリ」つまり「害割」と呼んでいたんだ、と思ったら、一気に悲しくなった。なにこの音の響き。すごく差別的じゃない? そう思うの私だけかな?
はじめまして
こころと申します。
非定型精神病(統合失調感情障害)を患っています。
病気に関する知識が豊富ですが、どのように情報収集されているのですか?
教えていただければ幸いです。
はじめまして、こころさん。コメントありがとうございます。
病気に関する知識は、ネットで仕入れるのが半分くらいですかね。Wikipediaも日本語版だけじゃなくて、英語版を単語を調べながら読んだりします。
ほかは、地域活動支援センターで躁鬱病の方や統合失調症の方に、生の声を聞いて、情報収集していますね。この病気(統合失調感情障害)は2つの病気の症状が出てしまうので、片方だけの情報収集だと足りないです。躁鬱病だけの方、統合失調症だけの方、いずれの方と話していても、参考になる話と、ならない話があります。そこらへんは上手く取捨選択しています。
あとは、『こころの元気+』という雑誌を読んでいます。メンタルクリニックに置いていある場合もありますし、私は地域活動支援センターに置いてあるので、そこで読んでいますよ。
それから、『統合失調症のひろば』という、少しお値段がする雑誌がありますが、それも気になる特集のものだけ読んでいます。精神科医が記事を投稿していたりして、結構本格的というか、専門的な話が書いてあることもあるので、かなり参考になると思います。
こんな感じです。