考想伝播について

YouTubeに上がっていた、樺沢紫苑のチャンネル『テレパシーが気になります』が面白かったので、紹介する。

私の幻聴が酷かったのは20代くらいで、そのあとは、この動画に出てきた人のような、いわゆるテレパシーのようなものを感じることが多かった。このブログでも、何度かテレパシーが気になる、とか書いたことがあるかと思う。
今回面白かったというか、興味深かったのは、私はテレパシーを幻聴がマイルドになったものだと考えていたのに対し、樺沢さんや相談者のペットボトルさんは、考想伝播という幻聴とは別の症状の一種であると考えていたこと。目から鱗だった。そうか、これって考想伝播なのか。
例えば、芸能人が私が考えたことをテレパシーで読み取って、勝手にテレビで喋っている、と感じたりするのは、きちんと考想伝播だと理解できるんだけど、私の脳に他人が直接話しかけてきているように感じるのは、テレパシーだと思っていた。……これテレパシーじゃないよね? ちょっと自信が無くなってきた。

まぁともかく、樺沢さんも、あるいは主治医も、「そんなの言わせておけば? ほっておきなよ、実害無いでしょ? 気にすることないよ」みたいな感じなので、私もあまり気にしないようにはしている。物凄く話しかけてきて、物凄くうっとうしくてうるさい時は、流石に耐えられないので、頓服を飲んでやりすごしたりするけど、そうでないときは、聞き流している。