ハートネットTV「障害者雇用 もっと両思いを増やそう!プロジェクト」

昨晩、ハートネットTV「障害者雇用 もっと両思いを増やそう!プロジェクト」という番組がEテレであったので、録画して今日見た。
法定速度40km/hの道路を、50km/hで走るのが健常者、法律を守って40km/hで走るのが障害者。追い抜こうとする健常者ってどうなの?という比喩は、非常に上手いなと思った。確かに、残業を毎日何時間もして、バリバリ命を削って働く健常者のほうが、おかしいと思う。健常者も労基法を守って、健康に留意しながら働ける世の中にならないのかな?

でも、もっと根本的な話をすれば、何故障害者雇用と言った時に、毎日週5日、フルタイム勤務することだけしか、障害者雇用として認めてもらえないのか?という問題があるのではないかと思う。
特に精神障害者は、障害者枠雇用でも、フルタイムで働くと障害年金を切られたりすることがある。身体障害者は、フルタイムで働いても、無くした腕や脚は二度と生えてこない、という理由で(いや、伝聞です。嘘かもしれない)、障害年金が切られることは無い。結果、身体障害者の給与は、精神障害者の給与より多い、というデータもあるそうだ。なにか納得がいかない。

どうして、コンビニやファストフードで精神障害者が短時間勤務をすることが、障害者雇用扱いされないのだろうか? 事務などのデスクワークや、工場などの製造業以外の職場は無いのか?