知っている人もいると思うが、オモコロというサイトで、『ツキイチ! 生理ちゃん』というWeb漫画が公開されている。無料なので、色んな人に読んでもらいたい。生理ということで、男性はひるんでしまうかもしれないが、女性は毎月こういうことに悩まされているんだよ、っていうことを知ってても、いいかもしれない。ただ、コメントは勘弁してください。
私は生理痛がかなり重いほうで、鎮痛剤を飲んでも効かなかったり、痛みのあまり嘔吐してしまったり、失神して産婦人科に救急車で運ばれたりしたことがある。
とある時にかかった婦人科で、「痛み止めを使い惜しみするな、用法を守ってたらいくらでも飲んで良い。なんだったら、生理が来そうな日の前から飲んでしまえ」みたいなことを言われて、目から鱗が落ちて、今では生理の予定日前から鎮痛剤を飲んでしまう。お蔭で、流石に作業所へ行くまでの元気は出ないけれども、日常生活に支障が出るほどの生理痛に悩まされることからは解放された。
また、多分だけど、昔の鎮痛剤より今の鎮痛剤のほうが、効きが良いと思う。改良されているんだと思う。
で、だ。この漫画は、私のような生理の重い人を主人公にした漫画なんだけど、毎回「分かるなぁ~」とか思うんだよね。作者は男性なようだけど、よく女の気持ちが分かるよなぁと思う。原作、奥さんなんじゃないかな。
特に、最初のほうに出てくる、うっかり編集者と寝ちゃった女性。相手が避妊してくれなくて、生理ちゃん(このキャラも凄いよな。見てくれは悪いが、確かにこの悪さは、私が生理に抱く感情と同じだし、でもゆるキャラっぽさもあって、愛着が沸く)が「来れて良かった」と言ったシーンが、とても印象的だった。確かに、彼氏が居た時期は、定期的に生理が来ることに嫌気がさしつつも、「今回も来て良かった」と思っていたもんだった。
生理が止まるまでダイエットしたりは経験無いけど、精神科の薬を飲んでいると、生理が止まることがある。私の場合は、リスパダールで半年くらい止まった。ネットでそういう情報を入手していたので、特に主治医に言わずに黙っていた。結局、そのことは別件で主治医にバレて、パーロデルという薬を飲まされたけど、内心「もう生理、必要無いから止まったままで良いよ」と思ってたな~。
でも、あまりにも生理が止まっていると、骨粗しょう症になるリスクが上がって、良くないらしいね。私はそれを聞いて、初耳だったので、自分の考えを改めた。
まぁこの漫画が面白いのは、50年前?のナプキン開発秘話で、ナプキンを羽根つきで描いていることね。私が使い始めた昭和50年代ですら、まだ羽根は付いていなかったんだよ! バーカバーカ! 取材力が弱すぎる!
当時は、ショーツに固定するテープも、前のほうにちょこっとだけ付いてるだけで、今みたいに全面テープでは無かった。だから、粘着力が弱くて剥がれてしまい、歩くたびにゴソゴソと動いたりしていた。いやぁ今考えたら、よくあんな粗末なものを使っていたよなぁ。
って母に愚痴ったら、母の時代は「脱脂綿を股に当てていた」と言うのだから、笑っちゃうよな。