ドラマ『ブランケット・キャッツ』『コード・ブルー』

先週放送のドラマ『ブランケット・キャッツ』を見た。「助手席のブランケット・キャット」というサブタイトルのやつだ。
これはなかなかに重かった。クロを譲り受ける時に、「死ぬまでにしたい10のことがある」みたいなことを言っていて、あぁこれは死ぬ気か、死ぬような病気か、どっちかだろうなと思っていたら、どっちもだったから驚いた。
それ以外にも、美咲先生が抱いている秀亮への気持ちみたいなものが伝わっていて、非常にもどかしかった。今までずっとずっと、美咲先生が鈍い私にも分かるようなラブラブアピールをしていたのに、秀亮はまるで気にしていなくて、どうなってるんだと思っていた。なので、私の受け取り方(美咲先生が秀亮を好きに見えること)は間違っていて、もしかして一般の人には、美咲先生は秀亮をからかうのが単純に面白いから、ああいう態度なのかと思いかけてた。
でも、今回で藤村動物病院の従業員に「告白したら」みたいなことを言われていたのを見て、なぁんだ、私が受け取っていた通りじゃん、と思った。
このドラマは、秀亮と美咲先生の関係も気になるところなんだよね。秀亮も美咲先生も、2人とも素直じゃない。普通に考えれば、上手くいくわけが無いと思うんだが……。
それにしても、富田靖子、随分見た目が変わっちゃったような気がするのは私だけ? やつれたっていうか。昔からこんなだっけ?

次に、『コード・ブルー』を見た。今回はたった1時間に盛り沢山の内容だったなー。ちょっと盛り込みすぎて、消化不良な感じもした。
自殺未遂した教授の話は、個人的には気持ちが分かるので、ああいう人は助けなくてもいい、と思ってしまう。私も、「このまま生きているくらいなら、死んだほうがマシだ」と思って自殺未遂をしたからだ。今はあまり自殺願望が無いけど、まったくゼロというわけでもなくて、時々忘れた頃に「私なんか生きてても意味無いじゃん、価値無いじゃん」と思うことがある。
それに対して、料理屋のシェフは、バイタリティにあふれていて、こういう人もいるんだなぁと思った。「二度と包丁が握れなくなるかも」と言われたのに、それに屈することなく、「だったらリハビリ頑張る」みたいなことを言えるのって、一種の才能だと思う。少なくとも私には無いわ。
あと、大きかったのは、妊娠していた看護師の人。吐瀉物から毒物汚染が疑われ、まず最初に思ったのは、私も「赤ちゃんどうなるんだろ?」ということだった。放送では、胎児の様子については一切触れられていなかったので、問題無いのかもしれない。でも、今後、話が進むにつれて、「あの時の汚染で実は胎児に影響が出てて」みたいなことになるのかなぁとか思った。どうなるんだろ?