初君のモデル役で、寝っ転がった時に足がピンと伸びちゃうのが笑ったw 加穂子可愛いなぁ。これなら親でなくても可愛がっちゃうよねぇ。でも、そのあと加穂子がモデルをしながら、初君の家庭事情に少し踏み込んでしまったのが、見てられなかった。初君、言いづらそうだったしなぁ。
パパが本当は加穂子に会いたくて、でも自分から折れるのはプライドが許さなくて、悶々としているのが良かった。いい描写だと思う。時任三郎の演技もいいよね。仕事は出来そうだけど、家庭内では頼りない、情けない男を演じているの。それに対して、ママの過保護ぶりは本当に異常だよね。私だったら殴ってると思う。大喧嘩になってると思う。バイトすら、一人で探させてもらえないとは。
そのうえ、決まったバイトは自宅から近いところで、ママの監視付き。仕事で何かトラブルがあると、ママが出て行って、全部解決してしまう。まったく加穂子のためになっていない。見ていてイライラした。こんな母親、本当にいそうだから困る。
加穂子が初君と出会って、いろいろコミュニケーションを取っていくなかで、成長しているのは見ていてすごく実感するところで、ばぁばに「加穂子、ちょっと大人になったみたい」と言われたのは、しみじみと感じた。ばぁばはなかなかの曲者で、加穂子やパパ、糸ちゃんの状況を全部把握していた。一番怖いのは、このばぁばなのではないかと思ったり。
そのばぁばが、ママに直接電話で加穂子のことを「もういいんじゃない?子離れしたら?」と頼んでいたのは、とても良かった。
初君から生い立ちの秘密を聞いて、おにぎりも食べられないことを知って、加穂子は相当なショックを受けていたようだった。絵具の秘密も聞いて、それを川に投げ捨てた初君を振り切って、川の中に探しに行って、もうハッキリ言って涙腺崩壊ですわ。
なんか、このドラマってコメディタッチもありーの、シリアスな場面もありーの、感動場面もありーので、ほんっと飽きさせないよね。
最後、初君が「交際を認めてほしい」と言ってて、「ひゃあ~w」と思った。遂に言った!って感じ。加穂子も、ママに頼ることを止めようとしている。大人になろうとしているんだなぁ。まぁ普通の家庭なら、そういうのは中高生で卒業するところだけど。
それにしても、このママは根性が曲がっているなぁと思った。子供が自立したいと言っているのに、へそを曲げるとかね。大人げないわ。どんだけ過保護なのか。