絵画教室 模写水彩風景画3-8

2週間ぶりの絵画教室だった。

今日は、おもに中央から上、奥の部分の林を描き足すことから始めた。
ウォッシュにはいまだに慣れなくて、何度やっても先生のお手本のようにならない。水を多めにしてみたり、滲ませる時に絵の具の置き方を色々試行錯誤してみたりしたけど、全然ダメ。
でも、とりあえず「ここまでやったから、見てもらおう」という感じで、先生を呼んだ。案の定、先生は「あぁ……」と浮かない声。
原因は、塗り方だけでなく、色まで単調だったことだった。言われてみてビックリ。色か。そこまでまったく気が回らなかった。言われてみたら、2色しか使っていない。そりゃ単調にもなるわなぁ。
先生は、大胆に青や黄色、黄緑、カーキ、濃緑、といった色を使っていく。なるほど、そんなにたくさんの色を使っても良いのか。もうほとんどカルチャーショックだね。2色しか使わない私と、5色も6色も使いこなす先生。住んでる世界が違うわ、そりゃ。
しかも、それを私は「色を濃くするんですね?」と表現したけど、先生は「色に深みを出す」と表現した。こういったところからも、絵に対する姿勢の違いが如実に表れる。いやー今日も勉強することが多くなりそうだ~。
右側の林で先生のご指導をしっかり受けたので、左側の林は、すべて自力だけど比較的うまくいったのではないかと思う。

そして、それが片付いたら、遂に道路のマスキングインクを剥がす作業に取り掛かった。私としても「遂に来た!」という瞬間だ。インクを剥がすと、薄く塗っていた下地が見えて、このままでもいいんじゃないか?という感じだけど、やっぱりダメだよね……。
まずは、最初に全体的にラベンダー色を塗って統一感を出させたあと、手前の濃い色から奥へ向かって薄くなるように、塗り進めていく計画を立てた。同時に、木洩れ日として落ちている白い点々を表現していかなくてはならない。これが難しくてねぇ。
先生曰く「erikoさんの得意なやつだから」とのことだけど、今回はグラデーションを付けながらの作業だし、ちょっと勝手が違う。
そうは言いつつも、なんとかやってみた。時間的にも結構かかっていて、今日は11:45くらいまでやらせてもらった。先生に見ていただくと、白い斑点を濃く囲うように色が付いているのが不自然に見える、とのこと。あぁ~私が感じていた違和感は、それかぁ!という感じ。やっぱり自力だけで絵を完成させるのは、まだまだ無理なんだなぁ。先生のご指導が無いとダメだ。
あと、右側の青い色がかなり浮いた感じになったのも、先生は気になるみたい。まぁ私も気になるんだけど。これは画用紙が濡れた状態だと直せなかったので、次回、絵が乾いてから直しましょう、ということで話が付いた。

模写水彩風景画3-09

それにしても、これ次回で終わるかなぁ? どうだろう? 今年中には終わるだろうなぁとは思うんだけど。
次の課題も考えないとなー。アクリル絵の具、やってみようかなぁ?