作業所で仕事納め+忘年会

今日は作業所の仕事納めだった。午前は仕事、午後は忘年会、ということなので、本来なら別の曜日に出勤する予定だったが、今日に合わせた。
いつも通りのバスに乗って作業所へ行ったら、数分早く着いて、これなら10:45にタイムカードが打てる!と思って、職員に声をかけた。今日はみんなで大掃除、と聞いていたので、「どこの掃除をしたらいいですか?」と尋ねたら、「erikoさんには、クッキーを作ってもらいたいです。急ぎの仕事が昨日入ったので」と言われた。なんと。調理の時に履く用の上履きを、先週だか先々週だかに持って帰ったばかりだよ……。なんか嫌な予感がしたんだよね。あぁ~失敗したな~。まぁ黙ってればバレないか、と思って、普通の靴でクッキー作りをすることにした。

さて、慣れないながらもせっせとクッキーを作っていると、ちょっとした、いや結構大きなトラブルが発生した。職員がすぐそばにいたので、「これってまずくないですか?」と相談したんだけど、「〇〇すれば大丈夫」みたいなことを言うので、「マジで!?」と思いつつ、その指示に従って作っていた。
そのまま作り続けて、「でもやっぱおかしいよな」と思いつつ、職員に「できました。けど、やっぱりこれまずいのでは?」と言ったら、職員が出来上がったものを確認して、「え? あれ? あ、これはまずい!」と言い出した。ほら~、やっぱりダメじゃんか~。
と、何を言ってるのか、殆どの人が分からないと思うけど、そこは伏せさせてください。とにかく、私が作った分のクッキーは全部廃棄処分となった。はぁ。
唯一の救いは、職員が「これはerikoさんが悪いんじゃないからね」と言ってくれたこと。確かにそうなんだよね。私の前の段階の作業をした人が悪い。それ多分、例の知的障害の利用者……。職員もちらっとそんなことを言っていたような。マジでほんと知的障害者は損害しか与えないな。ほんとイライラするわ。
でも、なんか1時間半、作業をやって、それが全部ダメだったって、かなり精神的なダメージを食らうね。無力感というか。私の仕事が全部無駄になったんだ、みたいな。

それが終わったら、急いで準備をして、忘年会の会場へ向かった。隣町だが、歩くと多分数キロはあると思うので、徒歩で行くんだったら、自腹を切ってでもバスで行こうと思っていたら、行きは福祉法人のバンで送ってくれるとのこと。ホッとした。
お店ではしゃぶしゃぶを食べた。食べ放題です。私は肉と野菜を食べたかったので、ご飯は食べなかった。飲み物も飲み放題だったけど、食べるのに忙しくて、2杯しか飲めなかった。まぁ美味しかったので良しとする。
しゃぶしゃぶの鍋を囲むので、女子4人班で食べていた。普段良く喋る2人と、勤務の曜日があまり合わなくて、そんなに喋ったことは無いけど、気は合いそうな1人と。4人とも最初は食べるのに忙しくて、ほぼ無言で食べていたけど、少し落ち着いてきたら、「お肉追加する?」とか「これってアクじゃない? どうすればいいの?」とか、色々話しながら楽しく食べられた。

作業所を辞めてしまったら、こういうのも無くなるのか、と思うと、ちょっと考えてしまった。主治医が「辞めるなら次の所を決めてからにして」と言っていたのも、気になるし。
普段よく喋るAさんが、早々とスイーツを持ってきて、パクついているので、びっくりして「スイーツもあるの?」と聞いたら、「うん」と言いながらパクパク食べてて驚いた。私も食べたかったけど、私の場合、腹八分目を超えると確実に下痢するので、これ以上はもう止めておこう、と諦めた。
ほとんどの人が食べ終わって、もうお開きか、というような状態になった時、施設長が「写真! 撮るの忘れてた!」と言ったので、私も「うわ、忘れてた!」と思った。だってさー、しゃぶしゃぶ用の鍋がぐらぐら煮えてて、もういつでもお肉投入していいですよ~って状態になってるのに、暢気に写真なんか撮ってられないでしょ。肉入れるでしょ。にしても、失敗したわ~。