バリバラ「バリバラSHOW百科」(後編)

バリバラ「バリバラSHOW百科」(後編)を見た。前編も見たんだけど、特にブログに書くようなことは無いかなーと思ったので、書かなかった。
後編は、1つだけ気になった相談コーナーがあった。精神障害者が障害者雇用されたんだけど、簡単な仕事、健常者より少ない仕事しか任せてもらえない、というもの。

そもそもまず、このバリバラSHOW百科というのがよく分からない人のために書いておくと、NHKで『バラエティー生活笑百科』という番組がある。この番組は、相談者が漫才をしながら法的な相談して、「補償してもらえる」or「補償してもらえない」みたいな法的な回答をする人がいて、ゲストが「どちらの回答が正しいと思いますか?」みたいな答えをして、じゃあ正解は?って弁護士が答える番組だ。バリバラSHOW百科はそのパロディだと思ってもらえたら良いと思う。

それで冒頭に戻るけど、この問題は、SNSなどでも本当によく聞く問題なので、「精神障害者あるある」なんだな、と思った。
仕事が終わった頃など、「今日も仕事が無く、1日暇だった。苦痛」みたいなことを呟く人が結構いる。A型作業所へ行っている人の話を聞いたこともあるけど、「簡単な誰でも出来る仕事しか無いよ。俺は頭悪いから、それでいいけど」みたいなことを言っている人も居た。
仕事の量を少なくする、というのも、障害者差別なのだと初めて知った。私は、障害者枠で働いたことが無いので、ちょっとそこらへんのことが分からない。

障害者といっても千差万別で、私がSNSでフォローしている人の中には、大学院の博士課程を出ているような、超優秀な人もいる。こんな優秀な人に単純作業をやらせたりするのは、本当にもったいないと思う。
まぁ同じく博士課程を出ている人は、多分障害者枠雇用で単純作業をさせられるのが嫌だったのだろう。自分で起業していたけどね。でも、そこまでできる精神障害者は、なかなかいないと思う……。

ブログ村でも、英語を頑張ったり、ExcelやWordの資格を取ったり、あるいはもっと別の資格を取ったりしている精神障害者がたくさんいるけど、きっとそういう資格は考慮してもらえないんだろうなぁと思うと、悲しくなる。せっかく頑張って資格を取っても、精神障害があるというだけで、過剰な配慮をされ、「どうせ出来ないだろう」と思われて、仕事を任せてもらえなくなるのは、本当に虚しい。