作業所を辞めたい人がたくさんいる?

先日から、このブログのサイドバーに「人気記事」を付けている。これは、WordPressのプラグインで、そういう機能のものがあり、インストールして表示設定したら、勝手に人気記事を集計してくれて、表示してくれるのだ。

で。前々からアクセス解析でも分かっていた事なんだけど、「作業所を休んだ もう辞めたい」という記事がものすごく人気なんだよね。そして、こんな記事を書いておきながら、いまだに止めずに籍を置いている。
とはいえ、もうほとんど辞めている状態だけどね。今月で全休2か月目だし、来月も行けるかどうか分からない状態だし。

それにしても、この記事がこんなに人気だということは、私としてもとても複雑な思いだ。要は、この世の中でそれだけ作業所を辞めたいと思っている人がたくさんいるってことでしょ? それはとても悲しいことだよね。
作業所っていうからには、恐らくB型作業所のことだと思うんだけど、そういった障害者にとって最後の砦の施設すら、辞めたくなる人が居るっていうのは、もう福祉が機能していない、ってことにならないかな?

実際、私が通っている作業所でも、私が「朝がつらい、起きれない、体がだるい」と訴えているにも関わらず、担当職員から強気に「朝は頑張れるよね? 朝礼に間に合うように来て。いけるでしょ? もう大丈夫だよね?」と畳みかけられて、心が折れた。あぁ、この人には分かってもらえない、って。こういうすれ違い、意識の違いの問題は、どこの作業所にもあると思う。
B型作業所というところが、基本、魅力的でやりがいのある仕事がほとんど無い実情を考えると、職員の対応や一緒に働く利用者の質なんかが問われると思うんだけど、最初は職員もよくやってくれてるな、と思っていた。でも、案外そうでもないのかな?と思うようになってきた。

ただ、休みながらもなんとか辞めずにいるのは、主治医の指導だったり、支援センターの担当職員の助言だったりがあって、自分でも「行く所が全く無い、という状態だけは回避したほうがいい」という考えがあるからだ。だから、ほとんど「しがみついている」と言っても良いと思う。
私の場合だと、入ってすぐに先輩から無視されてイジメられたり、最近だと過剰に粘着してくる先輩に参ったりと、色々あったけど、そういうのはあまり「辞めたい!」という動機にはならないんだよね。不思議と。
っていうか、なんで辞めたくなるのか自分でもよく分からない、というのが正直なところ。支援センターの担当職員からは「なんか波があるよね。定期的に辞めたくなってない?」と言われた。私もそう思う。まぁ強いて言えば、仕事にやりがいが無い、というのがあるかな。もっと違う、Web制作とかやりたいんだけどね。