理解できない顔文字

昔(と言ってもネットが既に普及してる頃)、付き合うか付き合わないか微妙な感じでデートしていた人がいて、その人が理解できない顔文字を使うので、結果的にはそのことが苦痛になって、付き合わなかった。

どういう感じかというと、
「今日は楽しかったね(^^;)
パスタ美味しかったね(^^;)
もし良かったら、また一緒に行ってくれませんか?(^^;)
良い店、知ってるんです(^^;)
お返事待ってます(^^;)」
みたいな。

……なんでいちいち苦笑いしてるの? その苦笑いのタイミング、おかしくない?
「今日は楽しかったね」だったら「(^O^)」とか、そんな感じの顔文字のほうが良いと思うんだけど。その人、馬鹿の一つ覚えで、一文一文の語末に苦笑いの顔文字を入れるから、「何をそんなに苦笑いすることがあるのか? 私と一緒なのがそんなに『苦笑い』するほどバカバカしいことなのか? そのわりに、積極的に誘ってくるのは何なのか? もう全然意味が分からない!」って感じです……。

これで本人、いわゆる一流大学の文系学部を出ている。あぁこれが「頭が良すぎて一周回って〇〇な人か」と思ったりもした。
こんなメールが1日朝昼晩3通くらい届いてて、当時は私も働いていたので、夜帰宅してからメールチェックをするんだけど、その時点で3通は読まなきゃいけないから、疲れてるのに面倒だし、すぐに返信するのは無理だったので、ほとんど週末に1通返信するだけだった。ちなみに先方は自営業の方で、自由になる時間が結構あるようなことは言っていた。

そんな人とデートしなきゃいいじゃん、と言われればその通りなんだけど、他の要素で色々魅力がある人ではあったので、半年くらいメールしたり会ったりを繰り返してたけど、やっぱりどうしても顔文字の使い方を許せなかった。
なんか、私の心が狭いのかなぁ。恋人をつくったり、結婚したり出来る人って、これくらいの不満は「些細なこと」だと思って付き合っちゃうのかなぁ? だって、こんな人と結婚したとして、帰るコールで「今から帰るね(^^;)」って送られたら、イラッとする自信ある。無理だろう、どうやっても。