出張ペーパードライバー教習を受けてきた 1日目

1日目の出張ペーパードライバー教習を受けてきた。大人の事情により会社名や詳細は書けないが、書ける範囲で書いてみる。

当日、どんな人が来るのかな、威圧感のある偉そうなオッサンだったら嫌だな、と思っていたんだが、会ってみたら「20代!?」と思うような若者だったので、ビックリした。でも接客には慣れているようで、自宅に来るまでに何度か電話を入れてもらっていたんだが、受け答えがきちんとしていたので、大丈夫だろうと思った。

最初の1時間は、教官の運転を見ながら口頭指導を受けたりしていた。
そこで私が「〇〇スーパーと××ドラッグストアをよく使うので、そこに行けるようになりたい」と言ったら、「分かりました。じゃあまずは〇〇スーパーの駐車場で、車庫入れの練習をしましょう」という話になった。

〇〇スーパーは広いので、車庫入れの練習をしていてもほぼバレない。ただ、スーパーの利用客が駐車場から出るときに、ちょっと急かされたくらいで、それ以外はのんびり、といっても、あんまりのんびりもしていられないので、要点やコツを教えてもらって、車庫入れをやってみた。
結果。一発でOKだった! マ~ジで~! びっくりしたよ。こんな簡単に車庫入れ出来たこと無い。

というか、私が昔やっていた車庫入れの方法じゃなくて、普通の教習所で習うような入れ方、駐車場に直角に停めて、ハンドルを左か右にいっぱいに切って、そのままバックをして車体が真っすぐになったらハンドルを正面に戻して、そこから更にバックという方法だった。
教習所で習った時は、何度やっても駐車スペースの右寄りにしかならなくて、教官も「それでいいよ」って適当な感じだったので、そこで「駐車難しい」って刷り込まれちゃったんだよなぁ。
でも、こうやって今回の出張教習で教えてもらったら、教習所の駐車スペースより狭いスーパーの駐車場でも、サクッと一発でど真ん中に入るんだから、凄いよなぁ。教習所って何だったんだろうという感じ。
私が昔やっていたやり方は、もっと車庫入れに慣れた人がやる方法だから、今できなくても当たり前で、むしろ今は今できることをやりましょう、という話だった。それもそうだな……。

そのあと、〇〇スーパーから家に帰って、うちが借りている駐車場に行って、駐車して今日の教習は終わりにしましょう、ということになり、運転して帰ってきたが、やっぱ歩道に人がいると、怖くて右寄り、つまり対向車線寄りになってしまう。気が付くと、対向車線の車が露骨に避けていたりして、教官に「右に寄り過ぎですよ」と指摘されたことも何度かあった。
それ以外は、右左折の時にハンドル操作が早すぎたり遅すぎたりするのが気になる、と言われた。これは地元の教習所でも言われた。右左折に入る時は早すぎて、抜ける時は遅すぎると。でもなんか、そうしないと車や人にぶつかりそうで。でも、右左折から抜ける時に少しアクセルを踏むのは褒められた。こっちとしては、後続車が来ていたから少し慌てて「抜けないと!」と思ってアクセルを踏んだんだけど、それが良かったみたい。

そんな感じで無事借りてる駐車場まで帰ってきて、車庫入れを試みたのだが! 今回は一発では入れられなかった。
教官は「切り返し」とは言わなかったので、なんという技なのか分からないけど、やり方としては〇〇スーパーでやったように、駐車場に直角に停めて、ハンドルを左いっぱいに切って、そのままバックした。しかし、途中で左隣の車に接触しそうだったので、ハンドルを正面に回し、その状態でまっすぐバックして、後輪が左隣の車を超えたあたりで、またハンドルを左いっぱいに切って、車体が真っすぐになるまでバック。そして、その状態でまたハンドルを正面に戻してバック。
で終わりです。

そのほか、エアコンや車の機能など、自分ちの車なのに全然分からなくて、そういったこともあれこれ聞いてしまった。
今回なんでこんなに上手くいったのか考えたら、やっぱり眼鏡だろう。地元の教習所の時は、両目で0.7だったけど、50m先の信号がぼやけてた気がする。でも今回は0.8まで上げてもらったので、正直な話、100mくらい遠くても信号なら判別が付く。色の違いが分かるってことだ。これはかなり自覚があって、明らかに運転しやすかった。0.1でも見えるだけで、こんなに違うんだね。
逆に言うと、これ以上近視が酷くなって矯正できなくなったら、免許返納も考えないとダメってことだね。