スティーブンス・ジョンソン症候群かと思った!

夕食を食べ終わって、しばらくネットをしていたら、唇に異常を感じた。なんかチクチク、ピリピリする感じ。なんだろう?と思って鏡を見たら、水疱みたいなのが出来てた。……。これ、噂のスティーブンス・ジョンソン症候群じゃないの?
今迄なんとも無かったのに、今日内科で出された薬。ロキソプロフェンがリーマスのリチウム血中濃度を上げる、という警告があって、そのせいじゃないのか?と思った。
よくよく見ると、目頭にもぷつっと水疱らしきものが出ていた。これはまずい。

主治医からは「SJ症候群は目や口などの粘膜に出来るから、出来たら言ってね」と言われたけど、言ってねって夜間じゃ言いようがない。
とりあえず、「救急車を呼ぶ前に」っていう救急車を呼ぶ前に、これは呼ぶ疾病かどうか判断してくれる専門ダイヤルがあるから、そこにかけてみた。すると、電話に出たのは看護師のようで、「SJ症候群が疑われるんですが」と言うと、「ちょっと医師に確認してきます」と言って、待ち受け状態になった。
しばらく待つと「SJ症候群の可能性あがるなら、すぐにでも夜間病院へ行った方がいいです」と言われ、慌てた。「ありがとうございます」と言って電話を切り、母に「救急車呼んで」とLINEした。

しかし、5分待っても既読にならないので、もう寝てるのかと思って1階に行ったら、大声で電話してた orz
すぐに「電話でしゃべってる場合じゃない。薬の副作用かもしれないから、救急車呼ぶよ。支度して」と言ったんだけど、「え?は?」って言いながら、電話をすぐにやめない。こいつ何考えてるんだよ。

仕方が無いのですぐに自室に戻り、救急車を呼ぶつもりで準備(お金、保険証、お薬手帳など)をしていたら、母が慌ててやってきて「副作用って何? 風邪薬の?」と言うので、「そこが良く分からない。風邪薬かもしれないし、今までの薬かもしれないし。それを診てもらいに行く」と言った。
そしたら、すぐに父を起こしに行って、夜間診療をしてくれるところまで送れ、と言っていた。

夜間診療をやっている病院が、ものすごく分かりづらくて、ナビの「目的地周辺です」を何度聞いたことか。同じところをぐるぐるぐるぐる。それもこれも、父がてんぱっているのか、時速60kmくらいでぶっ飛ばすので、病院の入り口を見落としているのだ。
あまりにも腹が立って、15年くらい話していない間柄だったけど、我慢できなくて、「ブンブン飛ばしまくるから見落とすんだろうがボケが!」と怒鳴りつけた。父は何度も「ごめんなさい」と言っていた。

ようやく夜間病院に着くと、内科と小児科しかやってないそうな。まぁいい。とりあえず診てもらいたい。
問診表を書き、しばらく待っていると、看護師に呼ばれた。医師の方から「スティーブンス・ジョンソン症候群の疑いがあるんだって?」と聞かれたので、「精神科の薬を飲んでいて、そういう症状が出る可能性がある、と主治医のほうから聞いていたので、それじゃないかと思うんですけど」と言ったら、「その薬いつから飲んでるの?」と聞かれた。「もう数年になりますかね?」と言ったら、「じゃあ関係ないんじゃないの?」と言うので、「いやいや、ちょっと待ってください。今日、内科で風邪薬を貰って、それがどうも怪しいんじゃないかと思うんです」と返した。
医師は急にやる気を出したみたいで、「お薬手帳とかある?」と言ってきたので、差し出した。内科で出した薬をじーっと見てて、「これとこれが怪しいな」と指したのが、抗生物質とロキソプロフェン(ロキソニン)だった。ロキソプロフェンは分かっていたけど、抗生物質もアウトだとは思わなかった。

というわけで、医師の指導で抗生物質とロキソプロフェンは飲まないように言われた。その代わり、カロナール(これは何度も飲んだことがある)とクレマスチン(抗アレルギー)だけ処方された。
夜間診療では1日分しか処方が出来ないとのことで、明日以降地元の病院にかかってください、と言われた。
しかし、地元の内科は木曜定休日なのよ~。なんか、地元であんまり評判が良くなかった病院で出されていた風邪薬が、一番問題無かったなーと、今になって気付くのでした。