何年ぶりだろうか、上野にある某美術館へ行ってきた。
身バレが嫌なので詳しくは書かないが、先月末に某所から招待状をいただいていた。実は十数年前から時々招待状をいただいていたのだが、その頃は陰性症状が炸裂していて、がっつり引きこもっていたので、上野まで出かけるなんて不可能だった。
というわけで、数年ほど招待を無視したら、来なくなった。そりゃそうだよね、全然来ない人に招待状なんか出さないよね。
で、こことはもう縁も切れたなぁ、なんて思っていたわけだが、何故か今年になって突然招待状が届いた。やっぱりこういうのって縁なんだよね。諦めかけていたのが繋がった。きっと何かある。
そう思って、なんとか展覧会へ行けないかと、スケジュールを調整していた。そして本日、なんとか行ってくることが出来た!
それにしても、3連休なだけあって、上野の人混みが凄まじかった。そこはちょっと想定外だった。
お目当ての美術館に到着したら、すぐにレストランへ向かった。母が「上野の駅ナカに食べるところあるよ」と言っていたので、駅ナカを徘徊したけど、食べたいものが全然見つからなくて、これなら美術館内にあるレストランのほうがよっぽどまともな料理が出てくるわ、と思って、美術館のレストランで食べることに決めた。
しっかり食事も済ませ、さあ展覧会を見るぞ~と会場へ向かった。招待状を持っている人は入り口が違ったんだけど、その違いが分かりづらくて、館内をうろついてしまった。
展覧会自体は大変見ごたえがあり、普段の水彩画にも活かせそうな要素が満載だった。構図、デッサン、色彩の表現方法など。ほんと、とても勉強になった。また、美しい絵画を沢山見たという意味で、とても気分がリフレッシュし、リラックスし、ストレス解消になった。好きな絵を見ることが、こんなに自分の心に良い影響を与えるなんて、と今更ながらに実感して、やはり半年に1度くらいは作業所を休んででも好きなジャンルの展覧会に行ったほうが良いな、と思った。
最後に、クリアファイルと絵はがきを2枚買って、帰ってきた。
行きの電車は最寄り駅から座れたけど、帰りの電車は途中まで座れなくて、疲労で床に転がりたいくらい足が痛かった。念のため、デザインはおばさんくさいがとても歩きやすい靴で行ったんだけど、足がパンパンだった。
まぁ何はともあれ行ってこれて良かったし、無事に帰ってこれて良かった。