絵画教室 模写水彩ペン画1-4

2週間ぶりの絵画教室だった。
前回でペン入れは終わったと思うので、早速色塗りに取り掛かった。まずは右下の絵から。
と言っても、どこから手を付けて良いのか分からない……。すぐに先生が一言「屋根とか壁とか、面になってる所から塗ると良いよ」と言ってくれたので、そこから塗ることにした。

色の作り方は、結構簡単というか、思っていたよりも原画に近い色が出せたと思う。真ん中の家の壁の濃淡なども、かなり苦心した。
紙の白色を活かした、敢えて色を塗らない部分が結構あるので、そこをうっかり塗らないように気を付けた。そういうのは今までにあまり無かったので、難しく感じた。

次に道路を塗った。ここは流石に色が難しく、茶色、赤茶色、赤紫、黄土色の4色を混ぜて作った。一応、それらしい色にはなったと思う。
筆遣いも、ゆっくり塗ると原画通りにならないので、サッサッと素早く筆を動かして、濃淡や躍動感が出るようにしてみた。出てるかどうかは分からないが。

最後に、バラなのか何なのか分からないけど、花と葉や茎の部分を描いた。
これはなかなか難しくて、緑の濃淡もあるし、花の位置はほぼ定まっていなくて、原画を見ながら一発勝負のフリーハンドなため、かなり神経を使った。
でも、下絵が無くてフリーハンドで描いた良さは、かなり出ているのではないかと思う。自画自賛。自然な感じが出せたと思う。

これで先生に見ていただくと、思っていたよりも反応が悪い……。曰く、遠い所(画面の真ん中付近)の色と、近い所(画面の手前付近)の色合いが同じなため、遠近が表現できていないとのこと。
確かに家の壁とか同じ色っぽいんだけど、そのまま同じ色にしたら、遠近感が表現できない。遠い所は薄暗くしたほうがいい、とご指導賜り、グレーをうっすらかけてみたら、あらビックリ。絵にぐっと遠近感が出てきた。

また、真ん中の家の軒先の下は、絵の具ではなくペンで濃く黒色を表現しないと、透明水彩では色が弱いので表現できない、と言われた。そこはほとんど気が付かなかったので、やっぱり先生は視点が違うなぁと思った。
あと、これは自分で気が付いたんだけど、左の家の壁にも茎のようなペン描画があるんだけど、それを入れ忘れていた。言わなければバレないかな?と思ったけど、普通にバレたw 先生に隠し事は出来ないな~。

というわけで、今回はなんと1時間半くらいで1つ、塗りがほとんど終わってしまった。凄い。我ながら作業速度が上がっていると思う。
まぁ次回、ちょっとペン入れをすることになるだろうけど、それが終わったら左下の絵に入れるだろう。

模写水彩ペン画1-04
模写水彩ペン画1-04