絵画教室 パステル画習作とフラワーオブライフ1-01

今回から、新しい絵を始めることになった。その名も「フラワーオブライフ」。気になる方は検索していただけるとお分かりになるかと思うが、どことなくスピリチュアル系なアートの部類に入るらしい。
先生は「erikoさん、理系なのにこういうの興味あるの?」と言っていたけど、それとこれとは全然関係ないんだよなぁ。スピリチュアルだから興味を持ったのではなく、幾何学模様だったから興味を持ったのだ。今まで習った絵とは明らかに違うタイプで、「やってみたい!」と強く思った。

教室に行ってみると、先生が「erikoさんがやってみたい、って言ってたやつ、背景にパステルを使うでしょ? でも、今までパステルやったことなかったよね? だから今日、基本的なことやるけど良い?」と矢継ぎ早に言ってきた。こちらとしては「あ、そうなんだ」って感じだ。勿論、二つ返事でOKした。

まずはパステル画なんだけど、うちの教室では「色の三原色」だけを使って混色で様々な色を出していく手法を習う。
で、まぁこれは最初に完成作品を見てもらおう。

パステル画習作01
パステル画習作01

こんな感じで、たった3色なのに多彩な色合いが出せるという、とても面白い経験だった。
白くなっている所は、塗っていないのではなく、一度パステルを塗ったあと、練り消しで粉を取り除いている。水彩画とはまったく逆なんだよね。先生が「パステルはいくらでも直せるし、失敗が無い」と言っていたんだけど、まったくその通りで、少し消し過ぎたと思えば足せばいいし、やり過ぎたと思ったら消せばいいし。消せるっていうのが、一度色を乗せてしまったら、簡単には消せない水彩画をずっとやってきた身としては、凄いなと思った。
これ多分1時間かかってない。本当にサクッと仕上がった。

さて、基本が出来たところで、肝心のフラワーオブライフ。これは定規とコンパスを使って描くんだけど、コンパスの扱いがつらかった。
私の場合、薬の副作用で指の震えが酷く、コンパスがズレまくった。何度も針が抜けたり、芯の部分が滑って不要な線を描いたり。どれほど「実は薬の副作用で手が震えるんです」とカミングアウトしようか迷ったが、先生だけだったら良いけど、もう1名習いに来ているおじいちゃんがいるので、言えなかった。

flower-of-life01
flower-of-life01

これはまぁ時間内には下書きしか出来なかったので、載せる意味あるのか?って感じだけど、何もしてないわけでは無いので、とりあえず載せておく。これに色を塗っていくわけです。どんなふうになるかは自分でも分からないので、とても楽しみ。

今日は先生にずっとマンツーマンで指導していただき、なんかいつもは若干放置プレイなのに、こういうこともあるんだなぁと、不思議な気持ちでいた。
パステル画の画材の扱い方など、全然知らない事ばかりで、ぶっちゃけまだ16日のショックが癒えていないんだけど、先生について行くので精いっぱいで、2時間が本当にあっという間だった。一瞬でも嫌なことを忘れられて、行って良かった。