ここトレ「アサーション」

新年2日で早速、大野先生のここトレをやってみた。意識高いのではなく、単純に暇だから。

さて今回は、うつ・不安に効く7つのステップの中から、CHAPTER6 アサーション能力を高める7つのステップをやってみた。
アサーションというのは、詳しく知りたい方はご自分で調べていただくとして、簡単に書くと「適切な自己主張」のことだ。攻撃的になりすぎず、かといって遠慮しすぎず、言いたい事を適切に相手に伝えるコミュニケーション術になる。
これは、今までコミュニケーション能力の無さから人とトラブルを起こし続けてきた自分にとって、とても必要な能力なのではないかと思った。

まぁとりあえず、深く考えず、サイト上にある与えられた課題をやってみた。指示通りにテキストボックスへ文章を入れて、ストーリーを作っていくいつものやり方だ。

今回は、交通費助成申請書類について電話した時の、トラブルの様子を取り上げてみた。
作業所の職員に電話をかけて話しているうちに、自分の経験と違うことでイライラしてしまい、怒鳴ったり、攻撃的な言葉遣いをしてしまった。これは実は、メンクリの門前薬局でブチ切れた時もそうなんだけど、いくら精神疾患だからと言っても、やっちゃダメなことはダメなんだよね。
分かってはいるんだけど、カッとなると家でも簡単に怒声をあげてしまうし、どうすればいいのかな。

その一方で、前の作業所では、職員に言いたいことをうまく言えず、精神的に追い込まれて行った経緯がある。
前の作業所では、私よりも症状の重い人が多かったので、私は軽症として甘く見られていたんだろう。あれこれ頼まれたり、勤務時間について厳しく言われたり、そういったことが少しずつストレスとして積み重なっていった。

その反省もあり、今の作業所では言いたいことを我慢せずに言おう、と決めたのだけど、ちょっとやり過ぎた感がある。
特に、言い方や言葉遣い等には、社会人としてもっと気を付けたほうがいいな、と思った。それから、怒りを爆発させる前に、思い込みや勝手な判断をできるだけせず、自己主張をするにしても冷静にしよう、と思った。
もちろん、すぐに出来るようにはならないと思う。ただ、意識するだけでも違うかな?

追記。「Chapter6を始める前に」なるリンクを見逃していた。
このページにはとても重要なことが書かれいていた。特に「力の関係」の法則というものは、私が前の作業所で陥った状態を見事に言い表していた。それは、自分が弱くなると相手が強く出るようになるという法則だ。
私が「うつが酷いのでしばらく休みたい」「体力的につらい」と弱音を吐けば吐くほど、他の利用者のように配慮されるのではなく、「大丈夫でしょ?」「erikoさんならできるよね?」「もう十分休んだでしょ?」と畳みかけられて、余計に疲れてしまっていた。要は舐められていたんだと思う。

参照サイト:認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング(ここトレ)」