仕事の話は勘弁してもらいたい

昨日、絵画教室の帰りに、おじいちゃん生徒さんから「erikoさんは仕事何してるの?」と聞かれた。障害者あるあるだと思うんだが、正直言って答えたくない!
でも、無職と答えるのも恥ずかしくて、「週1でパートやってます」とだけ答えた。すると、「どこまで通ってるの?」と突っ込んできた。はぁ。とりあえず、作業所の最寄り駅を答えたんだけど、このあたりに住んでる人なら、オフィスビルみたいなものはあまり無い地域(普通の住宅街)だって分かる駅だから、不思議な顔をしていた。まぁそうなるだろうな。

マジでさぁ。ほんと仕事の話は勘弁してもらいたいよ~。普段、自分から「職場でー」とか「仕事が忙しくてー」とか言わない時点で、察してほしい。
まぁそれもこれも、私が自分から「朝遅く起きると、1日中なにもしなくて、損した気分になりますよね」ってうっかり言っちゃったせいなんだけどね……。お勤めしている人は、朝遅く起きたらイコール遅刻だから、そういうことはまず無いわけで。そりゃ「遅く起きるって、仕事はどうしてるの?」ってなるわなぁ。無職生活が長すぎて、健常者の常識を忘れていたわ。

政治の話もそうだけど、軽々しく雰囲気に流されて受け答えをまともにしてしまうと、「こいつは話せるやつだ」と思われて、個人情報や思想信条をグイグイ引き出しに来られる(ような気がする)ので、私はもう少し黙っていたほうがいいのかもしれない。前の作業所でも、そんな感じで自分の個人情報がバラまかれていって、不愉快な思いをしたしね。
今の作業所は、今のところグイグイ質問してくる人がいないので、ほとんど誰とも喋らず行って帰ってくる感じで安心している。でも、まだ様子見されている可能性が捨てきれないので、用心していたほうがいいのかもしれない。

私はメンクリの主治医にも言われたけど、バカ真面目なところがあって、嘘をつくとか誤魔化すとか、かなり苦手なんだよね。聞かれたことに対して、馬鹿正直に答えてしまう。これを個人的にはなんとかしたいと思っているんだけど、もう生まれ持った性格だから、どうにもならないんだよなぁ。