母が新型コロナパニックになってる。ドタバタしてるんじゃなくて、行動がおかしい、という感じ。
毎日近所のスーパーや、コンビニ、少し離れたスーパーへ行っては、大量に食品を買い込んでくる。冷蔵庫に入っているのは何なのか、もはや見たくも無いが、お菓子についてはコンテナボックスみたいな箱に入れてあるので、目に入る。
緊急事態宣言が発令される前に行った100均でも、父と母で食べきれないほどの菓子類を買い込み、あまりにも酷いので、半分は父に持って行ってもらった。
遡れば、作業所が在宅勤務になる前、新型コロナが結構騒がれ始めた頃に、私が作業所へ行ったことも、母としては許せなかったらしい。「こんなに流行ってるのに電車に乗るなんて、怖くないの!?」となじられた。
そのあと、引き続きメンクリへ通院したり、絵画教室へ通ったりしているが、それも気に食わないらしい。曰く「怖くないの!?」と。
それを言ったら、母は毎日人が殺到しているスーパーへ行っているのだから、そっちのほうが怖いと思うけどね。2~3日買いに行かなくてもいいような買い方・献立、できるでしょ。野菜だって、キャベツ半玉を1日で食べきれるわけが無いし、肉は冷凍保存が利く。魚は干物を買えばこれも日持ちがするし、最悪週1日くらいは缶詰でも良い。工夫次第でどうとでもなるのに、なにをそんな毎日生鮮食品を買う必要があるのか?
それに加えて、コンビニにも毎日行っているようだ。昼の弁当だけでなく、アンパンや大福などの甘いものを毎日買ってきている。
更に更に、前述した通り、お菓子も買ってくる。ビスケット、チョコレート、煎餅などなど。私もそういうものを何種類か買って、その日の気分で食べるものを変えたい派なので、分からなくは無いんだけど、毎日買ってくるのは本当に勘弁してほしい。箱に山積みされていくお菓子を見るのが、精神的にキツイ。
ただでさえ片付けられない症候群の母で、家中にモノが積みあがっているのに、お菓子まで?という気分だ。モノの多さにげんなりする。
昨日はハッキリと「コロナウイルスが怖いし、erikoに怒られてばかりで、イライラしてストレスが溜まってる! erikoは怖くないの!?」と言われてしまった。
私がイライラしている自覚はまったく無かった。思い当たるとすれば、母がスマホ版ピグライフに没頭しすぎて、こちらの話しかけを無視したり、パソコンを使ってFacebookのコメントを書きまくっているから、こちらの話しかけを無視したり、あるいは生返事をしたりすることが、私のストレスになっているかなぁ、というくらいだ。
個人的には、統合失調症患者の平均寿命は60歳と言われていて、そんなに長生きできないのは分かっているので、死ぬのが15年後になろうが、今になろうが、どっちでもいいよという考えだ。母なんかもう70過ぎてて、いつお迎えが来てもいい歳なのに、まだ生にしがみついているのは、なんだかみっともないと言うか、往生際が悪いように思う。
いつだったか、いざって時、母の意識が無くなっても延命措置は最後までやって!と言われたことがあるが、私は無駄な延命措置はしたくない派なので、多分しないと思う。
母とは、そのあたりの考え方が大きく違うので、今回の新型コロナウイルス禍で、すれ違いが生じているのだろう。