2週間ぶりのメンクリの通院日だった。風邪なのか、過鎮静なのか、かなり具合が悪く、だるかったので、バスで行った。待合室はほぼ満席で、唯一空いた場所に座った。このところ、ずっとメンクリが混んでいる。うちは診察室が2つあって、主治医の診察室じゃないほうは、ものの数分で患者が出入りしていくのに、主治医の診察室は、入る患者が10分以上出てこなくて、私は25分以上待った。
ようやく診察室に入って、「今日も混んでますねー」と声をかけると、「いやぁ、年末が近づくとどうもね」と主治医がちょっぴりお疲れモード。今日は言いたいことがたくさんあって、メモ用紙にびっしり書いて行ったんだが、可哀相になってしまい、「じゃあ、手短に話しますね」と言ってしまった。まぁ全部言わなくてもいいかな、と。
とりあえず、絶対言わないといけないこと、エビリファイの効果を最初に話した。「吐き気、朝は食欲不振、夜になるにつれて回復していく」と言うと、主治医は「あちゃー」といった身振りをした。やっぱり副作用なんだ。そして主治医は「じゃあエビリファイ、夕方に飲んだらいいのでは?」と言う。私が「あ、そうそう。眠くもなっちゃうので、寝る前に飲むように、勝手に変えてしまいました」と言ったら、「それで眠れてる?」と聞かれて、「いやそれが、寝付きが悪くて」と答えた。すると、「じゃあ寝る前じゃなくて夕食後に飲んでね」と言われた。
ここで忘れずにツッコミを入れた。「先生、朝飲むのじゃないなら、液剤である必要性は無いと思うんですが」と。主治医がポカンとしているので、「いや、液剤、薬価が高くて、毎回出されたら厳しいので、錠剤にしてもらいたいんですけど」と話したら、合点がいったようだった。しかし主治医にも主張があり、「あなたは錠剤だとお腹の調子が悪くなるから、敢えて液剤にしたんだよ」という話だった。
そこで「そういやお腹の調子はどうなの?」と聞かれたので、「まぁイリボー飲んでても、出る時は出ちゃいますが、トランコロンよりは格段にマシです」と言った。それに、今回はまだ3mgだし、ジェネリックを処方してもらおうと思っていたので、それで副作用の出方が変わるのではないかと期待している。
あとは、「エビリファイを飲み始めて最初の数日、ものすごくだるくなってしまったので、ロナセンを1錠抜いたが、そうすると陽性症状が出てきたので、元に戻した」と話したら、「陽性症状が出てきて」のところで苦笑されてしまった。予想通りって感じの顔だった。さすがだてに何十年も精神科医やってないわ。お見通しなんだろうな。
それと、「作業所や絵画教室で注意されると、つらいと思っていないのに涙が出る。感情が高ぶりやすくなった気がする」と訴えたら、「それがどうかしたの?」という顔をされた。う。いやだから、エビリファイ3mgでは効き過ぎているんじゃないか、ってことが言いたかったんだが、どうも伝わらないようで。ダイレクトに「1ミリに減らすのは駄目ですか?」と聞いたら、「1.5ミリとか、無くも無いけど、エビリファイってMAX30だし、3ミリも十分少量だよ? もう少し様子を見て良い?」と言われた。「はい」と答えるしか無かった。
そんなわけで、エビリファイ3mgは変わらず、液剤から錠剤に剤型を変えての処方に変更となった。診察時間は5分くらいかな?
処方箋を確認すると、エビリファイのところに「後発品可」と印字してあったので、先生、気を利かせてくれたんだな~と思った。しかし薬局では、普通に先発品のエビリファイを出された。マジでそれでは意味が無い。と思って、即座に「これ、後発品をお願いしたいんですが」と申し出て、再度処方してもらった。二度手間になったので、処方箋などを受付に渡す時、一言「ジェネリックでお願いします」と言えば良かったんだろうなぁ。